リチャード・ウー&コウノコウジ「警部補ダイマジン」ドラマ化、台場陣役は生田斗真

ドラマ「警部補ダイマジン」生田斗真扮する台場陣のビジュアル。

リチャード・ウー原作によるコウノコウジ「警部補ダイマジン」が連続ドラマ化。生田斗真を主演に迎え、7月よりテレビ朝日系で放送される。

「クロコーチ」を手がけたリチャードとコウノのタッグによる「警部補ダイマジン」は、強い正義感を持つ警視庁捜査一課のエース・ダイマジンこと台場陣を軸に描くピカレスクサスペンス。ダイマジンが法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制すさまが展開される。週刊漫画ゴラク(日本文芸社)で連載中だ。

生田は台場役として出演。台場というキャラクターについて「鎖を引きちぎって飛び出して行ってしまいそうな獰猛さといいますか、攻撃的なキャラクターだと思います。台場の抑制されたエネルギーみたいなものが、きちんと表現できればいいなと思っています」と語り、作品の魅力を「『テレビでこんなことやっていいんだ!』『これがテレビで見れちゃうんだ!』というところをしっかりと作っていきたいですし、そういうドラマになるはずです」とアピールした。

監督は「十三人の刺客」や「クローズZERO」シリーズを手がけた三池崇史が担当。脚本は「翔んで埼玉」や「ルパンの娘」などで知られる徳永友一が務める。三池監督からはコメントも到着した。

生田斗真(台場陣役)コメント

出演が決まったときの感想

久しぶりに連続ドラマに出演させていただくことがすごくうれしいです。何より三池崇史監督と再びご一緒できること、そしてテレビという場所でチャレンジができることがうれしく、とてもワクワクしています。

三池崇史監督とTVドラマで初タッグとなった感想

長年作品を共にしてきた、どこかバディーのような関係性ですので、すごく安心感があります。そして一番近くに置いてくださったからこそ、この作品でも今までに見たことのないような表現などを一緒に探っていけたらいいなと思っています。また、キャストの方々が日々興奮しながら現場にいらっしゃるのを間近で見ていると、すごくいいものが出来上がっているんじゃないかなと感じています。

台場陣はどういう人物だと思うか。また、この役をどう演じていこうと考えているか

脚本にもあるんですが、「獣のような男」というのかな。平安という“飼い主”の元にいながらも、鎖を引きちぎって飛び出して行ってしまいそうな獰猛さといいますか、攻撃的なキャラクターだと思います。そんな台場の抑制されたエネルギーみたいなものが、きちんと表現できればいいなと思っています。また、その裏では「悪を許せない正義感の強い男」だということもきちんと伝えていきたいですね。

「警部補ダイマジン」の魅力とは?

「テレビでこんなことやっていいんだ!」「これがテレビで見れちゃうんだ!」というところをしっかりと作っていきたいですし、そういうドラマになるはずです。毎週テレビの前で、皆さんが血を燃えたぎらせるような作品になるといいなと思います。

視聴者へのメッセージ

「警部補ダイマジン」というとんでもない作品を生み出そうと、三池崇史監督をはじめ、キャスト・スタッフと日々奮闘しております。ぜひ、震えながら待っていてください!よろしくお願いします。

三池崇史監督 コメント

「警部補ダイマジン」の監督を引き受けることになったときの感想

視聴スタイルの多様化が進む今、誰がどのように観ても楽しめるエッジの効いたエンタメに挑戦しようという覚悟と勇気をいただきました。精一杯暴れます!

原作、脚本を読んだ感想

社会派でありながら、ダークヒーローが主役の……いや、すべての登場人物がまともじゃなく魅力的で、危険な作品だと感じました。ドラマ化には気合が必要です。

「警部補ダイマジン」をどのように撮影していくのか

無心。すべては脚本の導くままに……ですね。

生田斗真の印象

いつでも全力。いつでも爽やか。いつでも優しく美しい。でき過ぎです。尊敬しているけれど、嫉妬の対象でもある……いかにこの世は不公平であるかということを教えてくれる存在です。

視聴者へのメッセージ

世界中がキナ臭いことになっているけれど、その中であなたはどう生きますか? このドラマからその答えが見えてくるはずです。お楽しみに!