プリキュア20周年記念PVが公開に、記念ソングはいきものがかり書き下ろし

「『プリキュア』20周年記念PV」より。

アニメ「プリキュア」シリーズの20周年を記念したPVが解禁に。併せていきものがかりによる書き下ろし楽曲「ときめき」が、「プリキュア20周年記念ソング」に決定したことが発表された。

この発表とともに、いきものがかりからはコメント映像が到着。コメント映像内でいきものがかり・水野良樹は「想像もできないようなことがたくさん起きてしまう世の中で、どれだけ自分自身で目の前の世界を楽しめるかということがすごく大事なんじゃないかと思って、プリキュアのキャラクターたちもそうだしそれを応援するファンの皆さんたちも目の前の日々と戦っているので、そこに前向きになれるような、追い風になれるような曲を書こうと思って書かせていただきました」と楽曲について語り、いきものがかり・吉岡聖恵は「歌ってても元気が出る、パワーが出るのを感じて、歌入れ中にグッときてちょっと涙が出ちゃいました。歌詞に気持ちをこめてみようということでぐっと気持ちが入りまして、歌をやり始めた時のみずみずしい気持ちもよみがえって感動しながら歌ったので、その気持ちも伝わっていたらいいなと思っています」と、歌への気持ちを述べた。

さらに、東映アニメーションのプロデューサー・鷲尾天からのコメントも公開に。鷲尾は「『ときめき』をいただいた中で考えたPVのテーマは「前を向くこと」。悩み苦しみながらも前を向くことで得られる喜び、出会い。そんなことが観ていただく皆様に伝わったら良いな、と思っています」とPVについて、思いを綴っている。

鷲尾天(東映アニメーションプロデューサー)コメント

この度プリキュア20周年に向けた新曲「ときめき」を書き下ろしていただき、いきものがかり様と関係者の皆様に心より感謝申し上げます。楽曲制作のお願いをご快諾いただけたときは本当に嬉しかったです。

いきものがかりさんの楽曲には、友だち、恋、孤独、愛、懊悩、歓喜、別離、多感な時期のすべての経験と感情が詰まっていると思います。それはまさに大人と子供の中間に位置するプリキュアの主人公たちの姿に重なりました。
「ときめき」はいきものがかりさんの独自の世界観でありつつ、プリキュアの世界をとても丁寧に歌に込めていただいています。自分を愛すること、自分を信じること、自分を大切に思うこと…初めて聴いたときにちょっと泣きました。
そして「ときめき」をいただいた中で考えたPVのテーマは「前を向くこと」。悩み苦しみながらも前を向くことで得られる喜び、出会い。そんなことが観ていただく皆様に伝わったら良いな、と思っています。
幼い頃にプリキュアとともに感情を育んだ皆様、そしてこれからプリキュアに触れる皆様にもぜひ聴いていただき、観ていただきたいと思います。

(c)ABC-A・東映アニメーション