「すずめの戸締まり」すずめと草太が少女と手をつないで歩く新ビジュアル

「すずめの戸締まり」新ビジュアル

新海誠が原作・監督・脚本を務める劇場アニメ「すずめの戸締まり」の新ビジュアルが到着。2月16日から26日までドイツ・ベルリンで開催される第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることも発表された。

新ビジュアルに描かれたのは、すずめと草太が少女と手をつないで壮大な草原を歩く後ろ姿。3人が向かう先には、扉も描かれている。また公開済みのポスタービジュアルに添えられた「行ってきます。」に対し、新ビジュアルでは物語の終盤に登場する「おかえりなさい。」という言葉が据えられた。

1951年より毎年2月に行われているベルリン国際映画祭は国際映画製作者連盟公認の国際映画祭で、カンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並ぶ“世界三大映画祭”の1つ。ベルリン国際映画祭への正式出品を受け、新海誠監督と岩戸鈴芽役の原菜乃華からそれぞれコメントも寄せられた。

新海誠監督コメント

「すずめの戸締まり」は、十二年前に日本で起きた巨大な出来事が物語の根底にあります。
この映画が海外の観客にどのように映るのか、なにが伝わり、なにが伝わらず、なにを共有し得るのか。
私たちの創作が外部からはどのように見えるのか。それを自身の耳目で確かめる好機をいただけたと考えています。
ここまで導いてくれたスタッフたちの才能と尽力、そして応援してくださった皆さまに、心より感謝します。

原菜乃華コメント

私自身、海外に行くこと自体初めてで、それも、歴史あるベルリン国際映画祭にすずめの戸締まりチームで行くことが出来るなんて、とても光栄で、夢のようです。
改めて「すずめの戸締まり」という作品に携わることが出来て嬉しく思います。映画祭で直接世界中の方々のお声を聞くことがとても楽しみです。「すずめの戸締まり」が世界中で愛されますように!

(c)2022 「すずめの戸締まり」製作委員会