ダ・ヴィンチのBOOK OF THE YEAR、今年の1位は遠藤達哉「SPY×FAMILY」

ダ・ヴィンチ2023年1月号

ダ・ヴィンチ(KADOKAWA)のランキング企画「BOOK OF THE YEAR 2022」の結果が、本日12月6日発売の同誌2023年1月号で発表された。コミックランキング1位に選ばれたのは遠藤達哉「SPY×FAMILY」。誌面には遠藤による受賞コメントと描き下ろしイラストも掲載されている。

ランキング2位に続くのは尾田栄一郎「ONE PIECE」、3位は野田サトル「ゴールデンカムイ」、4位は田村由美「ミステリと言う勿れ」、5位は青山剛昌「名探偵コナン」。誌面では50位までの作品を紹介しており、注目作家インタビューとして「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の豊田悠、「星旅少年」の坂月さかなに取材を行っている。「BOOK OF THE YEAR 2022」の扉ページのイラストはカシワイが手がけた。

そのほか今号では、そらるの小説「嘘つき魔女と灰色の虹」の特集内に、そらると島崎信長、佐倉綾音の座談会が。映画「ブラックナイトパレード」の紹介コーナーでは、原作・中村光と脚本・監督の福田雄一の対談を届けている。声優・舞台女優であり読書家、第20代日本SF作家クラブ会長も務めた池澤春菜が、SF作品の魅力を語るインタビュー記事も。また今月のプラチナ本にはモクモクれん「光が死んだ夏」が選ばれている。

※島崎信長の崎はたつさきが正式表記。