嫌われ者の黒髪に生まれた少女と刺繍の魔法の物語「塔の諸島の糸織り乙女」1巻

「塔の諸島の糸織り乙女~転生チートはないけど刺繍魔法でスローライフします!~」1巻

渡来みずね原作による佃繁奈「塔の諸島の糸織り乙女~転生チートはないけど刺繍魔法でスローライフします!~」1巻が、本日11月17日に発売された。小説を原作としたコミカライズ作品だ。

「塔の諸島の糸織り乙女~転生チートはないけど刺繍魔法でスローライフします!~」は、6歳で前世の記憶に目覚め、自分が異世界転生したことに気が付いた仕立て屋の少女・スサーナの物語。その世界では「ほんとうの名前」を王様に預けることでその庇護下に入り、約束を破るとバチが当たるという契約を交わすことになっている。その契約を交わしていない流浪の民・漂泊民と魔術師は、法の外にいる厄介者とみなされていた。1巻では主人公のスサーナが、自分の黒い髪は流浪の民の特徴だということや、形あるものをそのまま刺繍に写し取ってはいけないという禁忌があるのを知り、その世界での常識を学んでいく様子が描かれる。