Ququの短編「元カレと三角関係」が世にも奇妙な物語でドラマ化、土屋太鳳ら出演

「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」で放送される「元カレと三角関係」より。左から上杉柊平演じるアキラ、ロボットのジュン、土屋太鳳演じるミカ。(c)フジテレビ

Ququ「元カレと三角関係」が、11月12日に放送される「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」内でドラマ化される。

「元カレと三角関係」は2020年に発売されたオムニバス短編集「死んだ彼氏の脳味噌の話」に収録されたエピソード。物語は彼氏であるアキラのマンネリ化した態度に不安を感じるミカのもとに、ある日元カレのジュンを名乗る小さなロボットが現れるところから始まる。ジュンはバイクで事故を起こし、現在は入院中で瀕死の状態。しかし脳波で遠隔操作できるロボットの姿になり、ミカのもとにやって来たという。あまりのことに困惑するミカだが、昔と変わらない優しい内面に徐々に引かれていき……。

「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」ではミカ役を土屋太鳳、アキラ役を上杉柊平、ジュン役を木村昴が演じる。土屋は出演にあたり「本当に切なく温かくいとおしい物語になっております。ぜひ、大切な人と幸せを願いながら、秋の夜とともに見ていただけたらと思います。ぜひ、お楽しみください!」とコメントを寄せた。

「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」は11月12日21時からフジテレビで放送。「元カレと三角関係」を含む4つのエピソードがオンエアされる。

土屋太鳳コメント

「世にも奇妙な物語」の出演が決まったときの感想

すごくうれしかったです!子供の頃からずっと「世にも奇妙な物語」を見ていましたし、“やっとたどり着くことができた!”という感じです!そして、初出演の作品がこの物語で良かったなと思います。

脚本を読んだときの感想

いとおしい物語ですごく切なくなりました…。今の時代、漫画や映画やドラマで起こることが現実になっていく世界なので、もしかしたらこの物語も本当になるんじゃないかなと思えるような物語です。“世にも奇妙”ならではの世界観もありますが、身近に感じていただける作品になっているのかなと思います。

ロボットと人間という奇妙な三角関係を演じてみて

ロボットの物語は3回ほど出演させていただいたことがあるのですが、実際に目の前でロボットと対話することは初めてで、ロボットとお芝居するのは難しかったですし、新鮮だなと思いました。普段のように俳優の方とアイコンタクトをして感情のキャッチボールをするなどができないので、試行錯誤しながら撮影に臨みました。

番組を楽しみにしている視聴者へメッセージ

本当に切なく温かくいとおしい物語になっております。ぜひ、大切な人と幸せを願いながら、秋の夜とともに見ていただけたらと思います。ぜひ、お楽しみください!

水戸祐介(演出)コメント

これを“奇妙な”ご縁と呼ばずして何と呼ぶべきでしょうか、ありがたいことに、木曜劇場「やんごとなき一族」でご一緒させていただいた土屋太鳳さんと共に、引き続いて「世にも奇妙な物語」を作らせていただきました。 前作では、あまりにも“濃い”家族に囲まれていた土屋さんですが、今回はロボットが相手です。表情のないロボットを相手に、土屋さんと上杉さんとの間に、エモーションは生まれるのか、“何か”は起こるのか。そして、何故、この謎のロボットはふたりのもとにやってきたのか。その真意と意味と、そこに隠された人生の真実とを、視聴者のみなさんの目と想像力で感じ取っていただけたら、これに勝る幸せはございません。”世にも奇妙な世界”を、どうぞお楽しみください。

土曜プレミアム「世にも奇妙な物語’22 秋の特別編」

放送日時:2022年11月12日(土) 21:00~23:10
放送局:フジテレビ
出演者:タモリ(ストーリーテラー)

「元カレと三角関係」

スタッフ

原作:「元カレと三角関係」(「死んだ彼氏の脳味噌の話」より)Ququ著/KADOKAWA刊
脚本:いながわ亜美
演出:水戸祐介
編成企画:渡辺恒也、狩野雄太
プロデュース:中村亮太
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

キャスト

ミカ:土屋太鳳
アキラ:上杉柊平
ジュン:木村昴
ほか