真造圭伍の6年ぶり短編集に8編収録、「ひらやすみ」は是枝裕和監督も推薦
真造圭伍の単行本「センチメンタル無反応 真造圭伍短編集」が、本日9月30日に発売された。
真造にとって6年ぶりの短編集となる同書。悪友との青春逃避行を描く「ディパーチャー」、極限状態でのノスタルジーを表現した「居酒屋内戦争」、“ボーイ・ミーツ・ギャル”ラブコメとなる「美術部の海野さんと山田くん」、ゴミ屋敷一家の崩壊と絆を執筆した「清水家のすべて。」、居酒屋ドタバタ劇「いつでもフラッと飲める友達がほしいよ」のほか、「トーキョーエイリアンブラザーズ」の後日談、創作における挫折と哀愁を綴った「松本大洋になりたかったよ」、「ひらやすみ」の創作に至るまでの闘病エッセイ「悪性リンパ腫で入院した時のこと」という単行本には未収録の全8編が収録された。
また本日は週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中の「ひらやすみ」4巻も同時発売。単行本の帯には「万引き家族」「ベイビー・ブローカー」の是枝裕和監督から「僕の周りは『ひらやすみ』したい連中であふれています。なんとかしてください」と推薦コメントが寄せられた。
さらに「センチメンタル無反応 真造圭伍短編集」「ひらやすみ」4巻の連動によるプレゼント企画も実施。真造描き下ろしの絵はがきが抽選で3人に当たる。応募方法などの詳細は単行本の帯を確認しよう。