アニメのリーチサイト運営、著作権法違反の疑いで男性1名を逮捕

アニメ作品が違法にアップロードされたコンテンツへと利用者を誘導する“リーチサイト”を複数運営していた男性1名が、北海道警察本部と札幌方面西警察署により、著作権法違反の疑いで本日9月29日に逮捕された。一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が発表した。

男性は4月19日、自身が運営するリーチサイトAに、別のサイトに違法アップロードされていた「転生したらスライムだった件」第25話へのリンクを提供。さらに5月25日には、リーチサイトAへのアクセスを自身が運営する別のリーチサイトBにリダイレクトさせ、別のサイトに違法にアップロードされていた「SPY×FAMILY」第1話へのリンクを提供し、利用者を誘導していた。男性が運営していたリーチサイトは、いずれも海外の海賊版サイトにアップロードされた約2000件のアニメ作品のリンクを設置。クリックでストリーミング再生が可能となっていた。サイトには広告が複数掲載されており、広告費を稼ぐ目的で運営されていたものとみられる。なお、海外の海賊版サイトにアップロードされていた侵害コンテンツについては、男性自身はアップロードしていないという。