老朽化進み取り壊し決定、赤塚不二夫の展覧会「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展」開催

「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」ビジュアル

赤塚不二夫をテーマにした展覧会「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」が、9月29日から10月30日まで東京・フジオプロ旧社屋にて開催される。

老朽化が進んだフジオ・プロダクション旧社屋の取り壊しが決まったことにより開催される同展。開催にあたりフジオ・プロダクションの赤塚りえ子氏は「ただ壊してしまうのはもったいないと感じ、建物『フジオプロ』とさよならする前に、様々な分野から多くの方に参加していただき、何か一緒に楽しいことをすることこそフジオプロ的なのではないか…?と考えました」と挨拶している。

展覧会では赤塚による「天才バカボン」「ギャグゲリラ」「花の菊千代」の原稿原画や懐かしのグッズのほか、赤塚をオマージュしたアート作品やフジオ・プロダクションの年表階段、1960年代から2002年までの約1000枚におよぶ写真や“秘蔵プライベートフィルム”などを展示・上映。会場での物販も予定されている。入場にはチケットが必要なため、気になる人はフジオ・プロダクション公式サイトを確認しよう。なお本日9月14日は赤塚の誕生日だ。

参加者

E Y E、赤塚不二夫、浅野忠信、安齋肇、伊藤桂司、KAZ、川口貴弘、北見けんいち木村知夫、黒田征太郎、五木田智央、斉藤あきら、しいやみつのり、しりあがり寿、高橋キンタロー、タケヤマノリヤ、田名網敬一、タナカカツキ、てらしまけいじ、中野裕介/パラモデル、野上眞宏、みうらじゅん、吉勝太、Rieko Akatsuka ほか

「フジオプロ旧社屋をこわすのだ!!展『ねぇ、何しに来たの?』」

期間:2022年9月29日(木)~10月30日(日)の木、金、土、日(祝日含む)
休館日:月、火、水(10月10日を除く)
時間:11:00~ / 13:00~ / 15:00~ / 17:00~(各回最長2時間まで / 19:00閉館)
会場:東京都 フジオプロ旧社屋 (東京都新宿区中落合1-3-15)
入場人数:各回20名(予約入れ替え制)
料金:500円
主催:フジオプロ
企画・制作:tadpole-lab / ゴーパッション
※建物2階より靴を脱いでの観覧となるため、靴下着用での来場を推奨。

(c)Fujio Akatsuka