「鴨乃橋ロンの禁断推理」をミステリー作家の相沢沙呼、辻真先、法月綸太郎が推薦

「鴨乃橋ロンの禁断推理」7巻(帯付き) (c)天野明/集英社

8月4日発売の天野明「鴨乃橋ロンの禁断推理」7巻帯に、宝島社による「このミステリーがすごい!」で過去に1位に輝いたミステリー作家3人からの推薦コメントが掲載される。

コメントを寄稿したのは「medium 霊媒探偵城塚翡翠」で2020年の1位を獲得した相沢沙呼、「たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説」で2021年の1位を獲得した辻真先、「生首に聞いてみろ」で2005年、「ノックス・マシン」で2014年の1位を獲得した法月綸太郎の3人。相沢は「これぞまさしく新時代の本格ミステリ漫画だ!」、辻は「トリック破りの痛快さ、ここに極まる!」と称賛し、法月は「鴨乃橋ロンよ、すべてのホームズの末裔を『ライヘンバッハの呪い』から解き放て!」と語った。

「鴨乃橋ロンの禁断推理」は世界最高峰の探偵養成学校・BLUEで開校以来の天才と謳われていた鴨乃橋ロンと、ピュアでマヌケながら熱い志を持った刑事・一色都々丸が織りなすミステリー。少年ジャンプ+で連載されている。

相沢沙呼コメント

テンポよく次々と事件が発生し、外連味溢れるトリックと、犯人特定のためのロジックは切れ味抜群。軽妙に織り込まれるコミカルなシーンの狭間にも数多くの手がかりが隠されていて、まったく油断ならないストーリー。これぞまさしく新時代の本格ミステリ漫画だ!

辻真先コメント

名探偵ロンとはなに者か? 悪と戦うあの人,悪を企むその男。ふたつの家系の交点に誕生しながら、血の宿命に抗って不可解な謀計の鉄壁を次々に斬って捨ててゆく。トリック破りの痛快さ、ここに極まる!

法月綸太郎コメント

一色刑事の「ワトソン・エフェクト」が威力を増して、「名探偵の最終定理」を持続可能に書き換えつつある。鴨乃橋ロンよ、すべてのホームズの末裔を「ライヘンバッハの呪い」から解き放て!