「リコリス・リコイル」に若山詩音は自信たっぷり「最終話まで最高です!」

TVアニメ「リコリス・リコイル」先行上映会より。左から安済知佳、若山詩音。

オリジナルTVアニメ「リコリス・リコイル」第1話から第3話までの先行上映会が6月12日に東京・TOHOシネマズ錦糸町 楽天地で開催され、上映後は錦木千束役の安済知佳、井ノ上たきな役の若山詩音が登壇した。

「リコリス・リコイル」は東京の下町にある和カフェ・リコリコを舞台に、いつも笑顔の千束とクールなたきなが客のさまざまな要望に応えていくさまを描いた物語。第3話の上映後に姿を現した安済は観客に向けて「うらやましい……これをスクリーンで観られて、自分のことラッキーだと思いません!?」と呼びかけ、賛同の拍手を浴びた。

若山は自身が演じるたきなについて「ファーストインプレッションはちょっと冷たいというか、『この子とは仲良くなれないかもしれない』みたいな印象を与えてしまうかもしれない子なんですけど……不器用なだけで真面目で、人間らしいところがある子なんですよね。そういったギャップの部分にキュンときていただければうれしいです」とコメント。また安済は千束について「本当に自由で、楽しむことを一番に、やりたいことを最優先にしている女の子。私自身も演じながら元気をもらえる子だったので、皆さんも日々の活力にしていただけたら」と語り出すも、その後は「何も考えていないように見えてすごい人だったり……いろいろあるんで……」と言葉が詰まり気味に。司会に「話せないことが多そうですね」と言われると「ただの美少女だよね!」とすかさず若山に同意を求め、ネタバレを回避していた。

その後は上映会で披露された第1話から第3話までの感想トークに。それぞれが演じるキャラの心境やカット単位の細かいお気に入りポイントにまで言及しながら、2人は各話への思いを語り合う。第4話以降の展開については安済が「とにかく素敵なキャラクターがこれからもたくさん出てくるので!」と期待を煽り、若山もそれを受けて「キャラ同士の会話は演者もスタッフの皆さんも重視して作らせていただいたので、そういうところに注目していただけたら」とアピールした。

最後には2人がそれぞれ挨拶。安済は「オーディションの資料に書いてあった、この作品を通して視聴者の皆さんに伝えたいことを読んだときに、その内容にとても共感して、感動して。ぜひ私もアニメーションを通して伝えていきたいと思ったので、そのメッセージを受け取っていただけたらなと」と話す。続いて若山は「第1話から第3話までご覧いただいて、この作品が最高であることはわかっていただけたと思うので……最終話まで最高です! 安心してください!」「最終話まで、いやもっと先までこの作品をつなげていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします!」と自信を覗かせ、上映会を締めくくった。「リコリス・リコイル」は7月2日よりTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11、ABCテレビ、メ~テレ、AT-Xで順次放送される。

(c)Spider Lily/アニプレックス・ABC アニメーション・BS11