天上天下唯我独尊 鶴ぼ~ちゃんのアニメPへの道 第3回(後編) アフレコ現場に初めてやってきた俺、あの小林裕介さんに演技レッスンしてもらえるって現実ですか?

鶴房汐恩

アニメ好きを公言するJO1の鶴房汐恩さんが、夢のアニメプロデューサーを目指し、アニメ作りをイチから学んでいく連載「天上天下唯我独尊 鶴ぼ~ちゃんのアニメPへの道」。第3回の前編では業界大手の音響制作会社・マジックカプセルのアフレコスタジオに訪問し、音響監督や声優の仕事について学んできました。

後編では、鶴房さんがTVアニメ「ミュークルドリーミー」のアフレコに挑戦。講師として鶴房さんがよく知るあの声優さんにもご協力いただき、約50分間にわたり本気のレッスンを行ってもらいました。

取材 / 西村萌・粕谷太智 文 / 西村萌 撮影 / 曽我美芽 動画撮影・編集 / ミヤタコウスケ ヘアメイク / 西尾さゆり スタイリスト / 増田翔子 協力 / J.C.STAFF・マジックカプセル 題字 / 鶴房汐恩

この声はもしや…?

取材の前半で、アフレコブースや調整室を見学させてもらった鶴房さん。ここからは声優の基礎を学ぶレッスン編です。当初、音響監督の大寺文彦さんからのみ指導を受ける予定でしたが、J.C.STAFFさんとマジックカプセルさんの計らいにより「ミュークルドリーミー みっくす!」の南川朝陽役・小林裕介さんが講師として参加してくれることになりました。小林さんが主人公を演じるあのアニメのファンである鶴房さんの反応は……。

鶴房汐恩 僕、「リゼロ(Re:ゼロから始める異世界生活)」が大好きで……。

小林裕介 なんと! 実は「リゼロ」もこのスタジオで録ってるんですよ。

鶴房 えええ!

小林 ちなみに「リゼロ」はどのキャラがお好きなんですか?

鶴房 ……レムですね。

大寺文彦 まあスバルはなかなか出てこないと思いますよ?(笑)

小林 いや、そんなに期待してなかったですけどね!?(笑)

鶴房 すみません(笑)。いやあ、でもマジですごい……。今日はレッスンなんてしていただいていいんですか?

小林 もちろん! よろしくお願いします。

基礎レッスン編

紙をめくる音すら立てないように

小林 まずはマイク前の所作から。基本的に台本は片手で持ちます。右手か左手か、これは安定するほうで持っていただいて大丈夫です。

鶴房 はい。

小林 右手で持つ場合はこうやって親指をページの真ん中に挟んで、両方のページがしっかり見えるように。左手で持つ場合はページをめくりやすいように、1ページ分をあらかじめめくったうえで持ちます。背表紙にも指をかけたほうがページのつなぎ目までしっかり見えますよ。うん、そんな感じ。

小林 で、セリフを言いながらページをめくる。

鶴房 ……ムズっ!!

大寺 ペラっていう音が出たらダメですよー!(笑)

小林 そうそう、ページをめくる音もマイクに乗っちゃうんですよね(笑)。

大寺 音を拾う範囲がこのマイクだとだいたい左右45度ぐらいずつだから、そこから外してあげれば大丈夫かな。

小林 台本の位置は、アフレコを何回か重ねていくうちに自分でしっくりくるところがわかると思います。持ち方を固定したら、あとはマイク前の立ち方ですね。台本ってA4サイズがベーシックなんですけど、台本を横にして倒してみてください。基本的には、それをマイク前のポップガードから1冊分挟んだところに立つのがよいとされています。

大寺 ボーカルレコーディングだとけっこうマイクに近付くと思うんですけど、アフレコの場合はもっと離れちゃってオッケーです。

小林 その位置を基本キープして、囁くシーンとか小声になるときはマイクに少し近付く。逆に大きく声を張るときは半歩ぐらい引くっていうやり方が一般的かな。でもまあ、ミキサーの方たちがうまくやってくれるので忘れちゃっても大丈夫(笑)。

鶴房 あはは(笑)。でもやっぱマイクに余計な音を入れないっていうのが難しいですね。ボーカルのほうのレコーディングだったら全然気にしてなかったんですけど。

大寺 ボーカルのレコーディングはオケに音圧があるものが多いから、多少のノイズだったら修正しても目立たないからね。アフレコだとセリフのシチュエーションがさまざまで、そこが声の響く大聖堂かもしれないし、無音の宇宙空間かもしれないし、モノローグの心の声になる場合もある。だから、どのセリフでもあらかじめある程度クオリティよく録っておかなきゃいけないんですよ。

ゴボゴボとモグモグの表現方法

小林 特殊な状況でのセリフっていうのがたまにあるんですけど、それを表現するための小技がいくつかあって。例えばプールで溺れてるシーンだったら、「助けて!」って叫ぶと口に水がゴボゴボ入ってくるじゃないですか。ああいうときは、人差し指を使って唇をワーって振るわせるとそれっぽく聞こえるんです。

鶴房 (実践しながら)「わ゛ー」

小林 「あ゛の゛ね゛、こ゛う゛い゛う゛ふ゛う゛に゛や゛る゛と゛お゛ぼ゛れ゛て゛る゛よ゛う゛に゛き゛こ゛え゛る゛よ゛」って。

鶴房 すげえ!!

小林 あと、よくあるのは食事をしながらのセリフ。口を開けると中に入ってる食べ物がこぼれるじゃないですか。だから口をあんまり大きく開けずに、咀嚼音を使いながら「(モグっ)まあそうだなー。(モグっ)俺はそう……」って感じに。途中で飲み込む音なんかを入れるとさらにリアルになります。「そうだよなあ。(ゴクっ)まあどうにかするわ」みたいな。

鶴房 おおー!

小林 小技に気を取られ過ぎてセリフが尺に収まらないってこともあるので、最初のうちはここで飲み込むぞっていうふうにきっちり決めておくと安心かもしれません。

練習の模様を動画でも!

実践レッスン編

小林 これだけ覚えたら大丈夫です。もうアフレコスタートできますよ!

鶴房 ええっ! でもさっき声優さんたちのアフレコを見せてもらったんですけど、映像の切り替わりがめっちゃ早くて、こんなん絶対無理やって思いました。

小林 たぶん先ほどって白黒の映像に声をあててましたよね? 普通のアフレコって映像が完成する前に行うことがほとんどで、台本のセリフごとに振ってあるカット番号が映像にも入ってるんですよ。だからキャストとしては「今ここのセリフなんだな」って目で追えてやりやすいんです。でも今回は完成した映像に声をあてるので……。

鶴房 えっ、逆に難しい?

小林 その通り(笑)。キャラクターが見えてればいいんですけど、たまに画面外にいるシーンもあるのでそこはもう己の勘でやるしかありません。でもまあ、失敗を恐れず楽しくいきましょう!

バレンタインを取り戻せ!

今回アフレコするのは「ミュークルドリーミー」の第41話「バレンタイン和菓子配っちゃお!」。モテない男子たちのモヤモヤから生まれたチョコ怪人がバレンタインデーを奪ってしまい、朝陽くんが幼なじみのゆめちゃんのためにバレンタインデーを取り戻そうと奮闘する姿が話題になった回です。

鶴房さんは小林さんが普段演じている朝陽くん役に挑戦。大寺さんはここでアフレコブースを去り、実際のアフレコさながら調整室から2人に指示を送ります。小林さんからは朝陽くんを演じるうえでのアドバイスをいただきました。

小林 朝陽は中学1年生なので、声変わりした僕たちの声よりも高めを意識するのがポイントです。あと朝陽ってカッコいいというよりは、どっちかというと一生懸命で応援したくなるようなキャラなんですよ。だから斜に構える感じより、明るく元気に声を出すことを心がけるとばっちりハマるかなと思います!

シーン1(32~41カット)

バレンタイン前日、部屋で落ち着かない様子の朝陽。すると気を利かせたれいがお隣さんのゆめを呼び出して……。

大寺 はい、いただきました!

鶴房 うわーっ、そうやなあ……。

小林 なんか気になるところありました?

鶴房 「いや、べつに」が「いや、べつに!」のテンションじゃなかったですし、最後のところも意外とゆっくりだったのでタイミングが難しいなって思いました。やっぱり絵を見てないとダメですね。

小林 そうですね。例えば「…杉山先輩、なんか怪しいんだよ…」なんかは、「…」がブレスをする1つのタイミングになってるんですね。今は「杉山先輩、なんか怪しいんだよ」って言っちゃってる分、“早上がり”って言って絵のほうの口がまだ動いてるんですけど、ちゃんと「…」で一拍置いてあげるといい感じにセリフが尺に収まるかなと思います。

鶴房 なるほど。

大寺 よし、じゃあ次いってみましょうか!

シーン2(201~223カット)

チョコ怪人からゆめを助ける唯一の方法は、モテない男子たちにチョコを配ること。バレンタインの消えた世界でチョコはもうどこにもないと落胆する朝陽でしたが、れいからあるヒントをもらい……。

大寺 ありがとうございまーす。

小林 いやあ、素晴らしい。

鶴房 あはは(笑)。

大寺 ちゃんと掛け合って芝居になってる。

小林 しかも噛まない。あれ、おっかしいなー?(笑)

大寺 けちょんけちょんにするつもりだったの?(笑)

小林 いやいや、そんなつもりはないですけど!(笑)

鶴房 でも歌うときのラッパー属性が出てしまってるというか、後半の走りながらのセリフはがなり声になってしまったなって。

大寺 でもこういうところは声を作ることより感情優先で大丈夫。キャラクターも必死にがんばってるシーンなので。

小林 だから今のでバッチリです。

大寺 いただきました!

シーン3(224~231カット)

なんとか解決策を見出した朝陽は、バレンタイン用の和菓子を購入。れいから「男子たちはマドモアゼルからのチョコがほしいのでは?」と言われ、ゆめのためならと女子の姿に変身します。

大寺 かわいいじゃないですか!

小林 かわいい! ちゃんと女の子の声に聞こえました。

鶴房 いやいやいや!(笑)

小林 って自分では思うじゃないですか。でも声が高いだけじゃなく、女の子としての要素がちゃんと入ってましたよ。

大寺 ボイスチェンジャーで変えるだけだと男性の声ってモロにわかっちゃうんですよね。でも今みたいに女性らしい語尾でしゃべってもらうと一気にかわいらしい雰囲気に変わるので。もう、どんどん育っていくなあ!(笑)

声優・鶴ぼ~ちゃんの総評は…?

小林 お疲れさまでした!

大寺 いやあ、本当に飲み込みが早い。芝居の骨子を掴むのがすごく上手で、レスポンスの早さも抜群ですね。現場ってこうしてほしい、ああしてほしいっていう注文がたくさん出てくるので、鶴房くんみたいなタイプはかなりありがたい人材です。

小林 大寺さんが言うように、すぐにパッと直すことってなかなか難しいんですよ。さっきとあんまり変わってないよって言われちゃうことも多いんですけど、それをまったく感じさせないぐらいちゃんとできてる。しかも思い切りのよさがありますよね。これは脅威です……!(笑)

大寺 ぜひこっちの世界にきてくださいよ(笑)。

小林 あっ、スカウトマンだ!(笑)

鶴房 いやいや、ありがとうございます(笑)。

大寺 役柄でいうと、主人公の親友ポジとかも合いそうだよね。明るくて人懐っこさがあって、いざというときに頼りになるヤツ。

小林 確かに。「ミュークルドリーミー」だと、杉山先輩とかは声質的にもしっくりきそうだなと思います。変に声を作るよりも、今の自然な声に合うキャラクターをやったら、芝居のほうに100%集中できてさらにいいパフォーマンスができそうですよね。

鶴房 うれしいです。

大寺 いやあ、お見事でした!

アフレコの様子を写真でもお届け!

レッスンを終えて

声を作るのはお芝居のエッセンス

鶴房 今日はありがとうございました。声優さんたちのアフレコを見てて一番気になったのが、よくあんな神レベルですぐに合わせられるなと。全員で同じセリフを言うシーンから始まったんですけど、事前にしっかりリハしてきたみたいに揃ってて。やっぱり、皆さん家で練習されてくるんですか?

小林 そうですね。台本と映像を事前にもらえるので家で練習はしてきます。

大寺 でも大抵1週間もないですよね。

小林 今日録る分をもらったのは昨日だったっけなあ?(笑)

大寺 そりゃあ大変だ……(笑)。でも「ミュークル」以外の作品もたくさんやられてて、時間がない中で最大限のものを作ってきてくださるのはやっぱりプロですよね。

小林 あざっす!(笑)

鶴房 声だって普段の地声とは違うわけじゃないですか。声を作りながら演技するのってめちゃくちゃ難しいんじゃないですか?

小林 それがね、意外と難しくはないんですよ。僕は高校生役とかをいただくことが多くて、地声で演じるキャラクターってのがあまりいないんです。スタートがそこだったので今はもうあまり違和感ないですね。それに声優って声を作ることが仕事ではなくって、あくまでもお芝居のエッセンスとして声を変えるだけなので。みんなも最初から自由自在に声を操れるわけではなく、どうやったら高くなるのか低くなるのか、太くなるのか細くなるのかっていうのを自分たちの喉で調整しながら技術を身に付けていくのかなと思います。

大寺 声色がいっぱい使えるからといっていい役者とも限らないですからね。よく役者さんたちを見てると、そんなに声色は変えてないのに感情の引き出し方だけでこんなにも違うキャラになれるんだなって思うんです。それは自分の土俵というか、得意な領域でいろんな表現方法を身に付けていってるんでしょうね。こちらの小林さんはそれを両立させてる方ですから。声色を変えることもできるし、なおかつ表現方法もいっぱいあるという。

小林 もう、そういうのいいですから!(笑)

粘りすぎても出がらしに

鶴房 変なこと聞きますけど、声優さんたちはいっぱいやり直しされてもやる気が落ちることってないんですか?

小林大寺 あはは(笑)。

鶴房 僕らだったら何回も同じこと言われたらズーンってなるなと。

大寺 そのへんは人によりますけどね。でも役者さんだってある程度キャリアを積んできた方々だから、そんな明後日のことを突然やるわけではないじゃないですか。皆さん器用にこなしてくれるので、すり減る現場っていうのはそうそうないです。しかも僕としては、基本的に役者さんは自分が一番自信のあるものを一発目に出してくるから、粘りすぎてもその先は、言ってしまえば出がらしになっていくだけの場合が多いと思ってるんですよ。だから何十回もリテイクを出すことはあまりないかもしれないです。

小林 新人の方だと初めての現場とかは緊張もあって、最低限求められているものを発揮できないってことがありますけどね。そういうのは本人もつらいでしょうし、僕も見てて「がんばれーっ……!」って親のような気持ちになります。

大寺 若い頃、居残りとか食らったことあります?

小林 ありますよお!(笑)

鶴房 それを重ねての今なんですね。

小林 でもそこはディレクターさんの言い方ひとつでこっちのテンションが変わりますからね。なかなかいないですけど「なんでできないの?」みたいに強い圧で来られるよりは、「もう1回いこうか!」っていうふうに寄り添ってくれる言い方だとキャストのほうもやる気をそんなに落とさずに済む。やっぱりスタッフさんとキャストの信頼関係が必要ですね。

いざというときのための引き出しを

小林 鶴房くんって今おいくつですか?

鶴房 21です。

小林 僕と15歳も違うのか!

大寺 そりゃスポンジのように吸収するわけですよ。

小林 僕からしたら、こういう世界に若いうちから入れたのが本当に羨ましいんです。僕は親の反対で一旦普通に就職したり、事務所に入ってもオーディションに受からなかったりで、実質デビューしたのは28歳だったんですよ。その間に僕より年下の人たちがどんどん活躍してる姿を見て、ただ歯軋りするしかなかった時代もあって。今だったらその人たちの大変さもわかるので、若いのに業界の荒波に揉まれてすごいなって素直に思えますけどね。だけど僕は僕で、その人たちにはない社会人をやっていたという強みがあると思ってるんです。それが芝居に活きるときもあるし、イベントのMCとか芝居以外で活きるときもある。だから声優としてのスタートは遅かったですけど、人生って何がプラスになるか本当にわかんないなと今身に染みて思うんです。

大寺 声優として成功するかどうかはわかんないし、こればっかりは必勝法がないからねえ。

小林 そうですね。

大寺 トントン拍子でうまくいく人はいくし、いつもオーディション来てくれて毎回いい線いくんだけどなあ……みたいな人もいますし。そこになんの違いがあるかはわからない。でも1回バンって出たら「お、あの人が主役やってんの初めて見たな。こっちでも使ってみるか」みたいになりやすいし、そうなったときに相手に応えられるだけの引き出しを増やしておくと続々と仕事が増えていく。だからそれまで腐らずにコツコツ続けていくことが大事です。

鶴房 じゃあ小林さんも最初はセリフ一言、二言とかだったんですか?

小林 そうですね。ガヤっていう雑踏の人たちをやることもありました。あとはたまに役を振り忘れてることがあって、現場で「誰かこの役やってくれる?」って聞かれることがあるんですよ。そうなったときは率先して「やります!」って手を挙げて、少しでも自分を印象付けないとって必死でした。

大寺 だから10年前のアニメのエンドロールとか見返すと面白いですよ。

小林 青年1、小林裕介とか。

大寺 今見ると豪華なモブだなあ!ってね。

鶴房 あはは!(笑)

大寺 エンドロールはよく見ておくといいですよ。未来のスターはそこにいるかもしれないですから。

本当の意味でキャラと1つになれる

鶴房 最後におふたりから、ここまで何を喜びとして仕事されてきたのかを聞きたいです。

小林 僕はもともとアニメが好きでこの世界を目指したので、やっぱりアニメのキャラクターに声をあてられるってこと自体がいまだにうれしいです。まあ自分の声がテレビから流れてくるのはいまだに恥ずかしいんですけどね(笑)。

鶴房 そうなんですね。

小林 キャラクターも自分の中に生きてるんですよ。それこそ朝陽も引っ張ってこようと思えばすぐに出てくるし、ほかのキャラクターだってそうです。自分のこれまでをふと立ち止まって振り返ったとき、アニメのキャラたちが見えてくるから「ああ、ちゃんと歩いてきたんだな」って実感できる。本当の意味でキャラとひとつになるってことを経験できるのが、僕は声優をやっていくうえでの活力になってると思います。

鶴房 それを視聴者として観れてるのがうれしいです、ほんまに。

小林 ふふ(笑)。

大寺 僕は自分の仕事で泣いたり笑ったりできることですね。役者さんのいいお芝居を聞いたり、アフレコの後に行うダビングっていう作業でいい音楽がいいシーンにばっちりハマった瞬間とか。最近はSNSで皆さんの反応を見るのも楽しいですけど、やっぱり一番はそこですかね。そんな喜ばしい瞬間が毎回とは言いませんけど、まあ週に1回ぐらいはあるかなあ(笑)。

鶴房 けっこう多い(笑)。

小林大寺 あはは!

大寺 でも鶴房くんが羨ましいのは、お客さんがいるところでパフォーマンスすることもあるじゃないですか。僕ら音響監督は、きっと届くはずって信じて作品を送り出すしかできないですからね。

鶴房 大丈夫です。バチバチに届いてます!

大寺 それはよかった!(笑)

感想ノート

鶴房汐恩(ツルボウシオン)

2000年12月11日生まれ、滋賀県出身。サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」にて約6000人の応募者から視聴者投票で選ばれ、世界的な活躍を目指すボーイズグループ・JO1のメンバーとして2020年3月にデビューした。 3月1日よりAmazon Prime Videoでは、JO1のメンバー全員が主演を務めるドラマ「ショート・プログラム」を配信。なお同作はあだち充の短編集を原作としている。さらに3月11日には、JO1のデビューからの約2年間を追ったドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-GO to the TOP-」が全国東宝系にて公開に。今春放送のTVアニメ「群青のファンファーレ」ではオープニングテーマにJO1の「Move the soul」、エンディングテーマにSawanoHiroyuki[nZk]:河野純喜&與那城奨 (JO1)の「OUTSIDERS」が決定した。

小林裕介(コバヤシユウスケ)

3月25日生まれ、東京都出身。大学卒業後は大手家電メーカーに就職するも、夢だった声優の道を諦めきれず、25歳のときにゆーりんプロに所属。28歳でアニメ「ウィッチクラフトワークス」にて初の主役の座を務める。その後も「Dr.STONE」(石神千空役)、「Re:ゼロから始める異世界生活」(ナツキ・スバル役)、「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」(イスカ役)、「現実主義勇者の王国再建記」(ソーマ・カズヤ役)と、数々の作品で主役を担当。そのほかの出演作には「ミュークルドリーミー みっくす!」(南川朝陽役)、「魔術師オーフェンはぐれ旅」(マジク・リン役)、「炎炎ノ消防隊」(アーサー・ボイル役)、「暁のヨナ」(スウォン役)などがある。