黒澤Rのサスペンス「復讐の未亡人」が7月にテレ東でドラマ化、主演は松本若菜

「復讐の未亡人」 (c)黒澤R/双葉社

黒澤R「復讐の未亡人」がTVドラマ化。松本若菜が主演を務め、7月よりテレビ東京で放送される。

「復讐の未亡人」は愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探るべく、鈴木密という別人となって夫の会社に潜入した女性を描くサスペンスドラマ。密は夫を追い詰めた同僚たち1人ひとりに復讐するため、義弟で探偵の陽史による協力のもと、周到かつ華麗に罠を仕掛けていく。松本はドラマについて「復讐の仕方もかなり原作に近い描き方をしているので、原作ファンの方にも満足していただけると思いますし、演じるのがとても楽しみです」とコメントした。

なお「復讐の未亡人」と併せて、辻原登の小説「寂しい丘で狩りをする」がテレビ東京でTVドラマ化されることも発表に。倉科カナ主演で、4月22日より毎週金曜に放送される。

松本若菜(「復讐の未亡人」鈴木密役)コメント

「金魚妻」に続いて再び黒澤R先生の作品に出演させていただけることになり、大変嬉しく思います。
台本は、復讐の仕方もかなり原作に近い描き方をしているので、原作ファンの方にも満足していただけると思いますし、演じるのがとても楽しみです。
描かれるのは誰しもが思い当たるような身近にあるトラブルだったりするので、誰かに投影して見ていただけると面白いと
思いますし、主人公の女性がどういう風に復讐をしていくのかも見どころのひとつになっていくと思います。
ぜひお楽しみに!

倉科カナ(「寂しい丘で狩りをする」桑村みどり役)コメント

過去にトラウマを抱えつつも、そこに立ち向かっていく女性たちのお話で、特に主人公のみどりは強敵に立ち向かう役なの
で是非演じてみたいなと思いました。
みどりと、その依頼人の敦子、心身ともに傷つけられた過去を持つ女性たちがどう光を掴んでいくのか、そこが見どころのひとつでもありこの作品を通じてたくさんの方にエールを送ることができればと思います。
どのシーンの撮影もエピソードがすごくて心に負荷がかかるシーンが多く、見えない血を流しながら演じていますが、とてもやりがいがあります。1話ごとに続きが気になる作品となっていますので、ぜひご覧ください!

山鹿達也(テレビ東京ドラマ室・プロデューサー)コメント

コロナ禍が3年目に入り、私たちの生活や価値観は大きく変わりました。
先行きが見えず、生きづらい。そう感じている人たちは多くいます。
ドキドキ、スカッとして日常のうっ憤を晴らすような面白いドラマを届けたい。
テレビ東京らしい、エッジが効いた攻めたドラマを!ということで、恋愛とサスペンスが盛りだくさんの「女性の復讐モノ」を2作品製作することになりました。
芥川賞作家、辻原登さんの「寂しい丘で狩りをする」と「金魚妻」で話題の黒澤Rさんの「復讐の未亡人」のドラマ化です。どちらの作品も、女性たちが、自分の力で立ち上がり、愛する人のために、そして自分のために復讐をしていく姿をドラマチックに描きます。哀しみを湛えながらも、凛とした強さを持って運命を切り拓いていく主人公は、美しい。それは運命を受け入れた人間が覚悟を決めて自分を解放する潔さであり、その姿は生きづらさを感じる多くの視聴者の心を打つと確信しています。
「寂しい丘で狩りをする」では、確かな演技力が評価の高い倉科カナさんが、自身もストーカー被害に怯えながらもレイプ犯から狙われる依頼者を守る主人公・桑村みどりを、繊細にかつ大胆に熱演しています。
「復讐の未亡人」では、いま注目の女優のひとりで、連ドラ初主演の松本若菜さんが、愛する夫が死んだ真相を探るため、別人になり次々と復讐を遂げていく主人公・鈴木密を、妖艶にかつミステリアスに体当たりで好演しています。
両作品とも個性的で魅力的な登場人物が続々登場し、二転三転する展開で続きが気になる“中毒性”がありますので、楽しんでハマっていただけると思います。
「女の復讐シリーズ」2作品にご期待ください。

ドラマ「復讐の未亡人」

放送日時:2022年7月よりテレビ東京で放送(予定)
配信:2022年3月9日(水)より動画配信サービス・Paraviで独占先行配信(予定)
原作:黒澤R「復讐の未亡人」(双葉社「アクションコミックス」刊)
出演:松本若菜
プロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)、小松幸敏(テレビ東京)、浅野澄美(FCC)郷田悠(FCC)
監督:井樫彩、水田成英、長尾楽
脚本:的場友見、阿久津朋子
製作著作:テレビ東京
制作協力:FCC

ドラマ「寂しい丘で狩りをする」

放送日時:2022年4月22日(金)より、毎週金曜25:53~26:23にテレビ東京で放送(予定)
配信:2022年3月10日(木)より動画配信サービス・Paraviで独占先行配信(予定)
原作:辻原登「寂しい丘で狩りをする」(講談社)
出演:倉科カナ
プロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)、川村庄子(テレビ東京)、黒川浩行(ユニオン映画)、宮田幸太郎(スタジオブルー)
監督:萩生田宏治、権野元、毛利安孝
脚本:政池洋佑、今西祐子
製作著作:テレビ東京
制作協力:ユニオン映画、スタジオブルー

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