80年代末の東京を舞台に、吉川景都が民俗学×キャンパスライフ描く新作1巻

「こまったやつら ~民俗学研究会へようこそ~」1巻

ヤングキングアワーズ(少年画報社)で連載されている、吉川景都「こまったやつら ~民俗学研究会へようこそ~」の1巻が、本日1月28日に発売された。

「こまったやつら ~民俗学研究会へようこそ~」は1989年の東京を舞台に、少し癖のある若者たちが繰り広げる青春群像劇。山奥から都会の大学へと進学した青年・桑子順には、他人には見えない不思議なものが見える能力があった。その能力のせいでこれまでまともに友達ができなかった順は、大学では力を隠して素敵なキャンパスライフを送ろうと考えている。しかしそんな順が誘い込まれたのは、テニスやスキー、飲みサークルではなく日本の風習について調べる民俗学研究会。バブル景気で周囲はイケイケながら、順は研究会のメンバーとともに少し変わったキャンパスライフを送ることになる。