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平次に惚れたらアカンよ!劇場版「名探偵コナン」初日、倉木麻衣のライブも

青山剛昌原作による劇場アニメ「名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)」の初日舞台挨拶が、本日4月15日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催された。

イベントには江戸川コナン役の高山みなみ、毛利小五郎役の小山力也、服部平次役の堀川りょう、遠山和葉役の宮村優子、さらにゲスト声優の宮川大輔、吉岡里帆が登場。それぞれ自身の演じるキャラクターとして一言求められると、高山は「本当に今回も疲れたんだけどさ! でも、何よりも“あの2人”にはヤキモキさせられたよな」と観客に目配せする。そして「小学生のまま21作目を迎えまして……」と冗談交じりに触れながら、「あの薬を飲んでからまだそんなに経ってないはずなのに、みんなの愛のお陰で21年もがんばってきています。これからもよろしくお願いいたします!」と挨拶した。

小山は「去年はギャラ泥棒と言われ物議をかもしましたが、今年はちゃんと働きました!」と今作での小五郎の活躍ぶりをアピール。堀川は「ついに初日を迎えられたな! 俺もうれしくてしゃあないねん!」と平次の声で喜びを口にする。続けて宮村が「なあみんな、平次の活躍見てくれた? めっちゃカッコよかったやろ!」と観客に語りかけると、堀川が「お前、ウロウロせんとさっさと付いてこいよ!」と口を挟む。「もう! でも平次、六本木初めてなんだもん!」と乗っかり、「みんな! 平次はカッコいいけど、惚れたらアカンよ!」と締めると客席からは黄色い声が上がった。

声優初挑戦となる宮川は「緊張してたんですけど、本当にスタッフさんやキャストの皆さんが暖かく迎え入れてくれてすごくうれしかったです」と述懐。「……僕の声大丈夫でした?」と恐る恐る観客に問いかけると、大きな拍手が贈られ「よかった! それが心配で心配で」と安堵の表情を浮かべた。吉岡はこれまでを振り返り、「本当にコナンくんはすごい方なんだなと恐縮してます! 大先輩と共演できてうれしく思います」と笑顔を見せた。

ここでステージには、主題歌を担当した倉木麻衣がゲストとして登場。“から紅色”の衣装に身を包んだ倉木は、「から紅の恋歌」の主題歌「渡月橋 ~君 想ふ~」と、同じく関西を舞台に平次が活躍を見せた劇場版「名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)」の主題歌「Time after time ~花舞う街で~」を2曲続けて披露する。観客は入場時に配布された“から紅色”のサイリウムを手にし、倉木によるこの日限りのスペシャルメドレーを楽しんだ。

イベントの最後に、高山は「皆様の熱い熱い『コナン』愛に支えられて、これからの20年もがんばっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!」と意気込みを語り、恒例となった「真実はいつもひとつ!」のポーズを観客とともに決める。そして客席にはキャスト陣から「コナン」愛の詰まったハートのクッションが投げ込まれた。

劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌」は、本日4月15日より全国東宝系にてロードショー。

劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)」

2017年4月15日(土)より全国東宝系にてロードショー

原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:静野孔文
脚本:大倉崇裕
音楽:大野克夫
出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、堀川りょう、宮村優子 ほか

(c)2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会