海辺の出会いから始まる、牧歌的で危険なファンタジー「苦楽外」山本直樹も推薦

「苦楽外」

宮澤ひしをの単行本「苦楽外(くらげ)」が、本日1月11日に発売された。

「苦楽外」の物語は、バスで寝過ごした男が、海辺の田舎町に降り立つところから始まる。帰りのバスもなく、町に留まらざるを得なくなった男は、不思議な子供・カズキとの出会いを機に、隠された己の記憶の世界を旅することになり……。幻想の世界へと迷い込む、牧歌的かつ危険なファンタジー。単行本には19ページの描き下ろし短編も収録された。帯には山本直樹が推薦コメントを寄せている。