“サウナ限定”の名探偵が華麗に謎をととのえる、コミカライズ新連載がボニータで

「探偵はサウナで謎をととのえる」扉ページ

吉岡梅原作によるたうみまゆの新連載「探偵はサウナで謎をととのえる」が、本日1月6日発売の月刊ミステリーボニータ2月号(秋田書店)でスタートした。

刑事として働く水田龍二は、元上司であり義理の父である櫓竜太郎から、退職を機に探偵になりたいと告げられる。水田は試しにとある事件の謎を問いかけるも、竜太郎の推理は的外れなものばかり。しかし竜太郎に連れられ入ったサウナでは、竜太郎は名探偵さながらの推理力を発揮していき……。サウナで温まり、水風呂で冷やされ、ベンチで休憩することで、健康状態と謎をととのえていく竜太郎の姿が描かれる。同作は吉岡の小説をたうみまゆがコミカライズしたものだ。

さらに今号では桂明日香のショート新連載「少年吸血鬼の軟禁部屋」もスタート。魔物を駆除する人間“魔警”たちが、夜な夜な吸血鬼・キオのもとに集いゆるく酒を交わす様子を描いたファンタジーだ。また「このマンガがすごい!2022」のオンナ編1位に輝いた、たらちねジョン「海が走るエンドロール」のショート読み切りも掲載されている。潮見知佳「まほろばの番人」は今号で最終回を迎えた。

なお今号の盆ノ木至「吸血鬼すぐ死ぬ」のアンソロジー企画「新横浜で会いましょう」には清水めりぃと阿部川キネコが登場。次号3月号の同企画はうりと藤近小梅が執筆する。そのほか青池保子「エロイカより愛をこめて」の45周年企画「『エロイカより愛をこめて』に愛をこめて!!」第8回では遠野由来子が愛を綴った。次号3月号の第9回には小川彌生が登場する。