愛する父に理解されない性の苦悩描く「にくをはぐ」など収録した遠田おと短編集

「遠田おと短編集 にくをはぐ」

「ちはやふる 中学生編」の遠田おとによる短編集「にくをはぐ」が、本日8月4日に発売された。

表題作の「にくをはぐ」は、身体は女性だが心は男性である千秋を描く物語。父が狩ってきた野生動物を捌く様子をYouTubeで配信しお金を稼いでいた千秋には、父とともに狩猟をしたいという夢があった。しかし千秋の女性としての幸せを願う父は、なかなかそれを許さずにいる。そんなある日、千秋は父の余命が1年であると知り……。同作は2019年末に少年ジャンプ+にて発表され、SNSなどで話題を集めた。

単行本にはこのほか講談社の第14回スーパーキャラクターコミック大賞で優秀賞を受賞した「恋するダビデ」や、ITAN(講談社)にて発表された「熱い西瓜」などを収録。「にくをはぐ」の描き下ろし後日談や、遠田と「ゲイバーのもちぎさん」「ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。」などで知られるもちぎの対談も収められた。なお少年ジャンプ+でも、単行本版とは異なるバージョンの遠田ともちぎの対談を公開している。

遠田おと短編集 にくをはぐ」収録内容

「恋するダビデ」
「熱い西瓜」
「2ページ漫画集」
「にくをはぐ」
「にくをはぐ 後日談」(描き下ろし)
「自担をマジで愛してる」(描き下ろし)
「小話」(描き下ろし)
遠田おと×もちぎ対談