電子版も配信開始のハルタ、吉田真百合による宇宙犬・ライカの復讐劇が開幕

「ライカの星」より。

吉田真百合による新連載「ライカの星」が、本日6月16日発売のハルタVol.75(KADOKAWA)で幕を開けた。

1957年、宇宙開発に注力していたソビエト連邦の実験として、宇宙船スプートニク2号で宇宙に打ち上げられた犬・ライカ。ライカは打ち上げから2日の間に死んだとされている。「ライカの星」はそんなライカが生きており、人類に復讐心を抱いている物語。ある星に降り立ち、種を繁栄させ文明を栄えさせたライカは、「ついにこの時が来た」「人間共を皆殺しにし 奴等の血で地球を赤く染めるのだ」と隕石群を地球に向けて撃ち込むが……。

そのほか今号では、新たな裏表紙企画として赤井さしみ「日本ニュー古生物紀行」がスタート。柴田康平「レキヨミ」、なかま亜咲「鉄機のダン」は最終回を迎えた。大武政夫「ヒナまつり」も前後編のラストエピソード前編が掲載されており、次号で最終回を迎える。

なおハルタは今号より電子書籍の配信をスタート。外出が難しい人は、電子版で楽しんでみては。

ハルタVol.75掲載作品

嵐田佐和子「青武高校あおぞら弓道部」
namo「クプルムの花嫁」
中村哲也「ヤギと羊の王冠」
山田果苗「東京城址女子高生」
かわもとまい「アンリの靴」
黒川裕美「夕凪に舞え、僕のリボン」
吉田真百合「ライカの星」
浜田咲良「金曜日はアトリエで」
大武政夫「ヒナまつり」
木原悠里子「姫と忍」
犬童千絵「碧いホルスの瞳-男装の女王の物語-」
長蔵ヒロコ「煙と蜜」
原鮎美「はなやっこ」
八十八良「不死の猟犬」
大上明久利「極東事変」
西公平「九国のジュウシ」
長崎ライチ「紙一重りんちゃん」
鶴淵けんじ「峠鬼」
高橋那津子「昴とスーさん」
九井諒子「ダンジョン飯」
粟屋汐理「トネリコ」
佐野菜見「ミギとダリ」
石田裕揮「ふろラン」
渋谷圭一郎「瑠璃の宝石」
浅井海奈「福引き怨霊生活」
高橋拡那「紅椿」
入江亜季「北北西に曇と往け」
柴田康平「レキヨミ」
森薫「乙嫁語り」
佐藤春美「つきたて! 餅小町」
なかま亜咲「鉄機のダン」
樫木祐人「ハクメイとミコチ」
赤井さしみ「日本ニュー古生物紀行」
カバーイラスト、カバー・ストーリー:かまぼこRED