「黒執事展 -Rich Black-」音声ガイドは“陰険漫才”？小野大輔と坂本真綾のコメント到着

2021年8月13日2021年8月13日 editor

「黒執事展 -Rich Black-」を訪れた坂本真綾（左）、小野大輔（右）。（撮影：重本隆）

枢やな「黒執事」の連載15周年を記念した展示イベント「黒執事展 -Rich Black-」が本日8月13日に東京・松屋銀座で開幕。ひと足早く展示を鑑賞した、小野大輔と坂本真綾のコメントが到着した。

「黒執事」連載15周年を記念した「黒執事展 -Rich Black-」では、黒にさまざまな色を重ね合わせて作る、黒よりも深い黒“Rich Black”をコンセプトに、作品の世界観を表現していく。枢自筆のイラストや、「赤執事編」「サーカス編」「豪華客船編」などの人気エピソードのほか、「青の追憶編」までの名シーンを振り返る連載原稿の原画など、約250点を展示。TVアニメでセバスチャン・ミカエリス役を担当した小野と、シエル・ファントムハイヴ役の坂本は、音声ガイドに参加している。

展示会について、小野は「『黒執事』15年の歴史を一気に見せていただき、とても幸せな気持ちです。枢先生が込めた思い、魂をひしひしと感じました。また『黒執事』を取り巻く方々の熱量も伝わってきてうれしくなりました」と述べ、坂本も「入口から入った瞬間から『黒執事』の世界に包み込まれるような演出で、見ている間はここがどこか分からない別世界にいるような感じがしました。見どころがいっぱいなので、じっくり時間をかけて楽しめる展覧会になっているなと思いました」と語る。

音声ガイドは「黒執事展 -Rich Black-」のための録り下ろし。収録について小野は「2人揃っての収録は久しぶりだったので、とても心強かったです。執事は主人がいないと存在できないので、真綾ちゃんのシエルの声を聴いたとき、背筋がピンと伸び、その瞬間『黒執事』をやっていてよかったなと思いました」と振り返る。坂本も「2人1組になって紡がれる物語なので、セバスチャンとシエルはお互いが存在しないと輝けない2人だと思います。私も小野さんと同じで、小野さんの声を聴くとタイムラグを感じることなく、すぐにシエルになれました」と話している。また音声ガイドの注目ポイントを問われると、小野は「アニメにはない2人の丁々発止のやり取りですね。枢先生からは『陰険漫才』と言われました」と述べ、坂本は「2人の秘密のひそひそ話のようなやり取りがありますので、自分だけが耳元で聴ける音声ガイドならではの楽しみ方ができます」とアピールした。

「黒執事展 -Rich Black-」は8月31日まで開催。大阪、福岡、兵庫、石川、新潟、愛知でも順次開催される。

小野大輔、坂本真綾コメント

展覧会を観た感想

小野　「黒執事」15年の歴史を一気に見せていただき、とても幸せな気持ちです。枢先生が込めた思い、魂をひしひしと感じました。また「黒執事」を取り巻く方々の熱量も伝わってきてうれしくなりました。
坂本　入口から入った瞬間から「黒執事」の世界に包み込まれるような演出で、見ている間はここがどこか分からない別世界にいるような感じがしました。見どころがいっぱいなので、じっくり時間をかけて楽しめる展覧会になっているなと思いました。

展覧会の一押しポイント

小野　生原稿のコーナーですね。入ってすぐのところに「悪魔で執事ですから」の展示があります。
この作品の入り口であり、根幹のセリフで、あのシーンの生原稿が見られるんです。目の前にしたときに自分が初めてセバスチャンを演じた際の感覚を思い出して、鳥肌が立ちました。
坂本　映像コーナーではこの展覧会のために、私たちの声入りのオリジナル作品が観られます。今までアニメになっていないシーンで、ここでしか見られませんので是非ご覧いただきたいと思います。

音声ガイドを2人揃って収録した感想

小野　2人揃っての収録は久しぶりだったので、とても心強かったです。執事は主人がいないと存在できないので、真綾ちゃんのシエルの声を聴いたとき、背筋がピンと伸び、その瞬間「黒執事」をやっていてよかったなと思いました。
坂本　2人1組になって紡がれる物語なので、セバスチャンとシエルはお互いが存在しないと輝けない2人だと思います。私も小野さんと同じで、小野さんの声を聴くとタイムラグを感じることなく、すぐにシエルになれました。

音声ガイドの一押しポイント

小野　アニメにはない2人の丁々発止のやり取りですね。枢先生からは「陰険漫才」と言われました。
坂本　2人の秘密のひそひそ話のようなやり取りがありますので、自分だけが耳元で聴ける音声ガイドならではの楽しみ方ができます。

気になるグッズ

小野　「ビターラビットベーシックセバスチャン」です。
坂本　「燕尾Ｔシャツ」です。

「黒執事」ファンへのメッセージ

小野　「黒執事」15周年を迎えることができました。枢先生の頑張りはもちろんですが、ファンの皆さんが長きにわたって「黒執事」を愛してくれたからだと思います。セバスチャンに成り変わってお礼申し上げます。執事は主人がいないと存在できません。枢先生がセバスチャンだとすれば、応援してくださるあなたがシエル、ご主人様だと思います。これからも末永く「黒執事」を愛してくださいますようお願いいたします。
坂本　15年の長きにわたって愛される作品を描き続けるエネルギーに圧倒される展覧会です。「黒執事」は私の代表作でもあり、これからも世界中のいろんな世代の人々に楽しんで頂けたらいいなと思います。