「グリ森事件」をモデルにした小説「罪の声」を、須本壮一がコミカライズ
塩田武士原作による須本壮一の新連載「罪の声」が、本日4月11日発売のイブニング9号(講談社)にてスタートした。
「罪の声」は、「三億円事件」と並び、昭和最大の未解決事件とまで言われた「グリコ・森永事件」をモデルに描くフィクション作品。作中では1984年、菓子・食品メーカーのギンガの社長が誘拐され、「くら魔天狗」を名乗る犯人グループがマスコミを利用した劇場型犯罪を展開する。それから31年後、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品から幼い子供の声を録音したカセットテープを発見。その声は「ギンガ・萬堂事件」で脅迫に使われた音声と全く同じで……。「永遠の0」「海賊とよばれた男」のコミカライズを担当した須本が、昭和の未解決事件を描き出す。
また今号にて弘兼憲史「学生 島耕作」が完結。5月23日発売のイブニング12号より、「学生 島耕作~就活編~」が始動する。