MAPPAの展示イベント明日スタート!「呪術廻戦」第1話の絵コンテが壁を埋め尽くす
アニメーションスタジオ・MAPPAの展示イベント「MAPPA SHOW CASE」が、明日11月27日から12月14日まで東京・池袋PARCO本館7階にあるPARCO FACTORYにて開催される。これに先立ち、本日11月26日にプレス向けの内覧会が行われた。
同イベントでは、MAPPAが2020年に制作した「呪術廻戦」「『進撃の巨人』The Final Season」「体操ザムライ」「恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~」「THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール」の5作品にスポットを当て、原画や絵コンテのほか、クリエイター、キャストへのインタビュー映像などを多数展示。入口すぐには2012年から2020年までのMAPPAの歩みを刻んだ年表が置かれ、床には作品映像が投影された。
まず登場するのは「THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール」と「恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~」のコーナー。通路の左右の壁にそれぞれ分かれた展示には、「THE GOD OF HIGH SCHOOL」の朴性厚監督の手元を映した作業映像や制作発表時に公開されたイラスト色紙、「恋とプロデューサー」のシモン、キラ、ハク、ゼンが絵画風に描かれたパネルなどが飾られている。
「『進撃の巨人』The Final Season」コーナーには、照明に照らされる巨人化したエレンのパネルを設置。PVに登場した巨人の線画が、床一面にデザインされている。またリヴァイのお祝いイラストを使用したフォトスポットが用意されたほか、エレン役・梶裕貴、ガビ役・佐倉綾音、ファルコ役・花江夏樹によるコメント映像や、アニメに使われた3DCGの制作風景を収めた映像が楽しめる。
続く「体操ザムライ」コーナーでは、原画をプリントしたクリアパネルを複数使用して鉄棒シーンを再現。壁の上の追っ手から逃れようとするレオナルドの姿をパネルを使って演出するなどの趣向も取り入れられた。最後の「呪術廻戦」コーナーでは、虎杖悠仁と両面宿儺のパネルがお出迎え。壁のモニターにはキャラクターデザイン・平松禎史の作業風景が、インタビューとともに映し出された。さらに「呪術廻戦」第1話より、虎杖悠仁、伏黒恵、両面宿儺、五条悟の登場シーンを描いた絵コンテ、原画、セル画をセットで展示。それらを掲示する壁面も第1話の絵コンテで埋め尽くすなど、こだわりが見られた。さらに3つのモニターを使い、エンディング映像の制作過程を紹介する展示も。実写で撮影されたダンスシーン、それを線画でトレスした映像、ノンクレジットの完成映像を比較して観ることができる。なお制作中の作品として、「ユーリ!!! on ICE 劇場版 : ICE ADOLESCENCE(アイス アドレセンス)」より、特報映像の原画や背景ビジュアルの一部も展示されている。
「MAPPA SHOW CASE」の入場料は一般1600円、小学生以下無料。前売券はイープラスで取り扱われており、前売券と入場者特典としてもらえるクリアファイル2枚の絵柄は、展示作品の5つの中から選ぶことができる。詳細は「MAPPA SHOW CASE」の公式サイトで確認を。
「MAPPA SHOW CASE」
期間:2020年11月27日(金)~12月14日(月)11:00~21:00 ※入場は閉場の30分前まで。最終日は18時閉場。
会場:東京都 池袋PARCO 本館7F PARCO FACTORY
料金:1600円 ※小学生以下無料
(c)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会 (c)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会 (c)「体操ザムライ」製作委員会 (c)恋とプロデューサー/Paper Pictures/MAPPA (c)2020 Crunchy Onigiri, LLC