働かずに実家でダラダラする男など、ロウな人々を描いた大嶋宏和の短編集
大嶋宏和の短編集「LOW LIFE」が、本日4月30日に発売された。
「LOW LIFE」には、Webサイト・COMIC MeDuで発表された8つのエピソードを収録。大学を卒業したものの就職せず実家でダラダラ過ごす男、1人暮らしをするマンションで隣同士の女たち、定年退職をして時間を持て余すおじさん、息子を亡くした若い夫婦、昭和スタイルな仕事を理解されない老人、手応えに出会えずに彷徨う“若者”の年齢を過ぎた人々などが描かれている。なお本作はアメリカのグラフィックノベルに影響を受け、これまでミニコミや同人誌で活躍してきた大嶋の商業デビュー作。通常の単行本と異なり、左開きで製本されている。