入れ替わった自分の人生を取り戻す、三部けいの最新作「水溜まりに浮かぶ島」1巻

「水溜まりに浮かぶ島」1巻

三部けい「水溜まりに浮かぶ島」1巻が、本日3月23日に発売された。

「僕だけがいない街」などで知られる三部が手がける本作は、母子家庭で妹とともに貧しい生活を送ってる小学生の男子・明神湊を描くヒューマンサスペンス。母に代わって妹・渚の面倒を見ている湊は、仕事に行ったきり2週間帰ってこない母親を待ちながら日々を過ごしていた。ようやく姿を見せた母親は、2人に遊園地へ行こうと切り出す。不審な言動を取る母に不安を募らせる湊。そんな中、湊と渚の乗った観覧車に突然雷が落ちる。するとそこには渚の姿ではなく見知らぬ女性の死体が。そして湊自身も知らない誰かに姿を変えていて……。イブニング(講談社)にて連載中。