オモコロのノスタルジック連載が単行本化「君たちが子供であるのと同じく」
室木おすしによる単行本「君たちが子供であるのと同じく」が、本日12月24日に発売された。
本書はWebサイト・オモコロにて、室木が子供の頃について綴ったエッセイマンガを1冊にまとめたもの。子供の頃に雪だるまを作った思い出と、その後日に気付いた意外な事実について描く「子供が見る世界」、初めて自分でCDを購入した「私はこの足でチャゲアスを買いに行く」、河原のエロ本や脱衣麻雀に触れたときのエピソード「エロい小学生は帰らない」など7編のほか、描き下ろしの「ラスト少年クリスマス」を収録している。昔を回顧するだけでなく、3児の父となった現在の室木による「子ども時代の自分を父親はどう見ていたのか」「父である自分は我が子をどう見ているか」という視点からのエピソードも挟まれるのが特徴だ。
巻末には「デザイナー 渋井直人の休日」などで知られる渋谷直角のインタビューを収録。「定本コロコロ爆伝!! 1977-2009『コロコロコミック』全史」の編者で、父は“アメリカマニアの奇人”だったという渋谷に、「父」「家族」「子供時代」をキーワードにして「君たちが子供であるのと同じく」の感想を聞いている。