女に小説が書けるわけない、そんな時代に抗う女性描く「カイニスの金の鳥」1巻
秦和生がWebサイトのマトグロッソ(イースト・プレス)で連載する「カイニスの金の鳥」1巻が、本日9月15日に発売された。
「カイニスの金の鳥」の舞台は19世紀イギリス。作家になることを夢見るも「女は男より劣ってるものだから書けるわけない」と否定されて育った19歳の娘リア・ボイドは、アラン・ウェッジウッドというペンネームを使い、男性のフリをして出版社に作品を送り小説家としての人生をスタートさせる。男装姿で出会った小説家マイルズ・キーツと友人になり、正体を隠しながら都会での暮らしを始めるリア。女というだけで平等に評価されない世の中に抗い、夢を追いかける主人公の姿を描く。
三省堂書店、TSUTAYA、丸善ジュンク堂書店では購入者に特典を用意。そのほかの書店でも共通ペーパーが配布される。特典は取り扱いがない場合もあるため、詳細は購入予定の各店で確認を。