「SAO」展示イベが本日開幕!シリーズの歴史を最新技術と貴重な資料で振り返る
小説「ソードアート・オンライン」シリーズの刊行10周年を記念した、体験型展示イベント「ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-」が、本日8月4日にスタート。去る8月3日に内覧会が行われた。
18日まで秋葉原UDX2階のAKIBA_SQUAREにて開催される「ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-」。作中に登場する研究開発機構・ラースをモチーフにした本イベントでは、ソニーの最先端技術を駆使し「ソードアート・オンライン」の世界を表現した展示や、シリーズの歴史をたどる貴重な資料、参加者を作品の世界にいざなう映像体験などが用意された。
会場は4つのゾーンに分けられており、入場して最初に現れるのが、「EX-REALITY -Welcome to RATH-」。現実から仮想世界への入り口を思わせる大きなゲートが設置され、ゲートをくぐると「SAO」に登場する用語が映像が並ぶトンネルが出現する。会場では、「Sound AR版」「通常版」2種類の音声ガイドをレンタル。ソニーが提供する“新しい音声ガイド”である「Sound AR版」では、作中に登場する菊岡誠二郎らの音声が周囲の音とブレンドされ、まるでキャラクターが隣にいるかのような音声体験が楽しめる。トンネルを抜けると、ラースの研究室を模した展示「ラース・コンソール」がお出迎え。AIのアリスとコピーAIの会話を鑑賞できる展示では、事前に登録したIDを持参することで、自分の入力した会話が、アリスとコピーAIの自然な音声合成によって再現される。
茅場晶彦やオベイロン、デスガンなどキリトに立ちはだかってきた敵キャラクターの並ぶエリアの次に登場するのは、「SAO」シリーズ最初の舞台・アインクラッドの名を冠した「EX-VIRTUAL THEATER -Dive into AINCRAD-」。「SAO」シリーズの名場面、名セリフを詰め込んだ映像でキリトの英雄譚をたどるこのエリアでは、3D映像と四方を囲む巨大スクリーンにより、まるで作中のゲーム「ソードアート・オンライン」のプレイヤーや、キリトのパーティメンバーになったかのような没入感を味わえる。
続くゾーン「EX-CHRONICLE -Birth of the Death Game -」では、原作者・川原礫へのロングインタビューから「SAO」シリーズを“ゲームマスター”の視点で振り返る企画を展開。キャラクターの実寸大パネルに加え、ナーヴギアや、キリトの愛用してきたエリュシデータ、ダークリパルサー、夜空の剣といった武器などが多数並ぶ。ホログラムでユイが浮かび上がる「MEETING YUI’s Heart」では、作中のシーンを思わせる演出も用意された。この展示からは「Sound AR版」の音声ガイドにて、声優またはスタッフの解説を選択し、展示と合わせて楽しめる。会場の最後に設置された物販コーナーでは、描き下ろしイラストを使用した新作グッズなど70点以上を購入可能だ。物販の状況は公式サイトなどで確認を。
ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-
会期:2019年8月4日(日)~8月18日(日)
会場:東京都 秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUARE
(c)2017 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/SAO-A Project