演劇に青春のすべてを懸ける高校生たちの物語、保谷伸「まくむすび」1巻

「まくむすび」1巻(帯付き)

「マヤさんの夜ふかし」の保谷伸による新作「まくむすび」の1巻が、本日7月19日に発売された。

「まくむすび」は、高校演劇に青春のすべてを懸ける女子高生を描いた群像劇。高校に入学したばかりの少女・咲良は周囲に内緒でマンガを描いていたものの、とある理由により創作活動から距離を置いていた。そんな咲良だったが、ある日処分したはずのマンガを間違えて学校に持ってきてしまったことに気付く。咲良は早く処分しなければと慌てるが、ひょんなことからそのマンガが演劇部メンバーの手に渡ってしまう。その後、自分のマンガを元に舞台を上演されてしまった咲良は憤るが、演劇部に勧誘を受け……。

本作は週刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載されており、2巻は8月19日に発売予定。1巻の帯には劇団・青年団を主宰する平田オリザが「熱くて、切なくて、なぜか少し間抜けな高校演劇の世界にようこそ この子たちが出場する全国大会の審査は、私がします!」とコメントを寄せた。また集英社は、本作のクリアファイルを抽選で200名にプレゼントするキャンペーンを実施している。