雁須磨子「あした死ぬには、」1巻、40代女性が体や心のいろんな変化に直面

「あした死ぬには、」1巻

雁須磨子が太田出版のWebマンガサイト・Ohta Web Comicで連載している「あした死ぬには、」の1巻が、本日6月13日に発売された。

本作の中心となるのは、映画宣伝会社に勤める42歳独身の本奈多子(ほんなさわこ)。最近、身体の調子がおかしい彼女は、それが更年期障害の症状だと会社の後輩に言われて気付く。ある夜、心臓の動悸が止まらず体が冷たくなっていき、自ら救急車を呼んで病院に運ばれた多子。意識が朦朧とする中で“死”の危機を感じるが、今日死んでしまうにはやり残したことが多すぎる。そんな多子が心身の変化に戸惑い、迷いながら、多忙な仕事や人間関係に立ち向かっていく。単行本の帯には、小説家・三浦しをんからのコメントが掲載された。

また太田出版の特設ページでは40代女性3人による座談会を、前後編に分け本日と明日6月14日に公開。前半では体のこと、おばさんと呼ばれること、そして本作に登場する仕事のできない年上男・梅木についてなどの話題が繰り広げられている。