ドラマ「ポルノグラファー」続編を丸木戸マキが応援、キスシーンも太鼓判

「ポルノグラファー~インディゴの気分~」トークイベントの様子。

丸木戸マキ原作による実写ドラマ「ポルノグラファー」の過去編にあたる「ポルノグラファー~インディゴの気分~」。本作の第1話、第2話上映およびトークイベントが、本日3月2日に東京・フジテレビ本社屋で開催された。

イベントには木島理生役の竹財輝之助、城戸士郎役の吉田宗洋、久住春彦役の猪塚健太が登壇。竹財は本作の制作が決まったときの心境を「本当にうれしかった。続編を作ろうと大人たちを動かしたのは、ファンの皆さんだと思います」と振り返り、「とても緊張して、こんなに逃げたいと思った現場はありませんでした。木島理生ってどんな人だったかなと考えながら現場に入ったのですが、城戸と一言話したら『こんな感じだったな』と空気をつかめました」と撮影中の正直な思いを明かす。

吉田は「俺、竹財さんとキスするんだ……と考えながら撮影を待ってました」と話して笑いを誘った後、舞台作品への出演が多いことに触れながら「自分の芝居を映像で観ることは少ないので、このスクリーンに映るのが信じられなくて。ちょっと親父に似てきたなと思いました」とコメント。本日上映されたエピソードに自身の出演シーンがなかった猪塚は「1、2話は春彦大活躍でしたね(笑)」とジョークを飛ばしながら、続編について「みんなやったぜ!」と喜んだ。

イベントの中盤には、丸木戸がサプライズで会場に登場。ファンが選ぶ「ポルノグラファー」の印象的な場面ランキングの第5位に、第6話の久住と木島のキスシーンがランクインした際には、丸木戸は「息を止めながらモニターを見ていました」と撮影を見学したときのことを回想する。また1位に久住と木島のベッドでのキスシーンが選出されると、「めちゃめちゃ歯磨きしたよね」と懐かしむキャスト2人。竹財が「三木康一郎監督に『舌を入れるのがちょっと早いんだよね』と言われて」と続けると、丸木戸は同シーンに「こんなキスシーンは観たことないと思いました。三木監督のキスシーンは信頼が持てる!」と賞賛した。

終盤、丸木戸は「まだまだ(ドラマ)『インディゴ』は続いていきますし、『ポルノグラファー』の後日談も先月から連載を始めています。この人たちの続きを楽しんでもらえたら」と呼びかける。猪塚は「作品を楽しみながら盛り上げていただけたらうれしいです」と、吉田は「男同士の体が重なり合うところがたくさん出てきますが、それだけじゃない。城戸が木島に惹かれていくところを大切に演じました」と、竹財は「『ポルノグラファー』を観ていただいた方のおかげで『インディゴの気分』ができあがったと心から感謝しています。どうか最後まで楽しんでください」とアピールし、イベントは幕を閉じた。

「ポルノグラファー~インディゴの気分~」は、FODで配信中。毎週水曜24時に最新話が公開される。

(c)丸木戸マキ/祥伝社 フジテレビジョン