池上遼一の週刊誌連載デビュー作「追跡者」単行本化、短編「拳銃野郎」と一緒に
辻真先が原作、池上遼一が作画の「追跡者」を収めた「追跡者×拳銃野郎」が、本日1月18日に立東舎より発売された。
「追跡者」は1968年に週刊少年キング(少年画報社)に29回にわたり掲載された、池上の週刊誌連載デビュー作。原画が散逸していたためこれまで単行本化されていなかったが、このたび掲載誌から丁寧にスキャンすることで刊行が実現した。
主人公は父を無実の罪に陥れた者を追い、秋田から上京した少年・峰三郎。青年・南郷とその女友達・カオルに見守られ、さまざまな事件に巻き込まれながら敵を追い詰めるさまがサスペンスフルに描かれる。
なお本書には、辻と池上の対談も収録。また「追跡者」と同年に週刊少年キングで発表された短編「拳銃野郎」も掲載された。