第9回ananマンガ大賞は芦原妃名子「セクシー田中さん」秘密の顔を持つアラフォーOL
本日12月26日に発売されたanan No.2133(マガジンハウス)にて、第9回ananマンガ大賞が発表された。大賞に輝いたのは、芦原妃名子の「セクシー田中さん」。
「セクシー田中さん」は、40歳を超えてわが道を往く経理部のOL・田中さんと、リスクヘッジを考えて生きる23歳OL・朱里を軸にしたラブコメディ。普通の結婚を目指して婚活中の朱里は、地味で存在感のない同僚・田中さんの意外な素顔を知り、田中さんのファンになってしまうが……。本作は姉系プチコミック(小学館)で連載中で、単行本1巻が発売中。
受賞を記念し、芦原によるイラストとインタビューを掲載。「セクシー田中さん」を描き始めたきっかけやアラフォー女性のイメージ、「女の生きづらさ」といったテーマにも答えている。また準大賞には河内遙「リクエストをよろしく」、青木琴美「虹、甘えてよ。」、森野萌「花野井くんと恋の病」が選出された。
そのほか誌面では、「平成少女マンガクロニクル」と題した過去30年間で話題になった少女マンガの年表、5つのテーマにわけて最新マンガを紹介する「話題のマンガはこれだ、ニュース。」なども掲載された。ananマンガ大賞は、「イケメンが出てくること」「ラブストーリーであること」などを審査基準に、編集部のマンガ好きが選考するマンガ賞。