「逆転裁判」梶裕貴が300人と「異議あり!」2期の見どころは切なく濃密なドラマ

イベントの様子。左から澤口アナウンサー、梶裕貴、永井プロデューサー。

アニメ「逆転裁判 ~その『真実』、異議あり!~ Season 2」のステージイベントが、去る9月16日に「京都国際マンガ・アニメフェア2018」の読売テレビブースにて行われた。

櫓を模したステージには、主人公・成歩堂龍一役を務める梶裕貴、読売テレビの永井幸治チーフプロデューサーが登壇。2人は先に登壇していた読売テレビの澤口アナウンサーが「逆転裁判」Season2の魅力を語り始めると、「『逆転裁判』の魅力はそれだけじゃないはずだ!異議あり!!」というセリフでそれを遮り、大きな歓声を受けながら入場した。

永井プロデューサーは新シリーズの見どころについて、前作に続いてゲームには登場しないオリジナルエピソードが盛り込まれること、成歩堂たちの幼年時代が描かれることなどを明らかに。梶は「今作ではハードボイルド検事ゴドーが登場する。平田広明さんが演じるゴドーは非常に渋く、カッコいい。成歩堂と因縁がありそうなゴドーとの、切なく濃密なドラマを楽しみにしてほしい」と見どころをアピールした。

その後ステージでは、来場者から寄せられた質問に梶が答えていくという企画を展開。梶は「今まで異議ありと思ったエピソードは?」という質問に「今回の仕事で京都に来られたので、川床での食事を楽しみにしていたがあいにくの雨天! その雨に異議あり!」と答え、また「友達に『異議あり』と言ったことはありますか?」という質問に対しては「言ったことないので、今度久野美咲ちゃん(綾里春美役)に、出会い頭に唐突に『異議あり!』をしてみます(笑)。結果はまた別の機会に報告しましょう」と答えて場を沸かせる。

続いて「もうダメだと思ったところから逆転したことはありますか?」という質問に、梶は「実はアニメ『逆転裁判』のオーディション自体が逆転劇だった」というエピソードを披露。成歩堂龍一役はスケジュールの都合で引き受けられないはずだったが、突然スケジュールの変更が生じ、そのおかげで引き受けることができたのだという。梶は「こういうことは滅多にない。『逆転裁判』という作品と不思議な縁で繋がっているのではないか」と語った。

最後には登壇者全員が、集まった約300人の来場者とともに「異議あり!」のポーズを決め、イベントは閉幕。梶はファンからの声援に「ありがとう、異議なし!」と答えながら、笑顔で退場した。アニメ「逆転裁判」Season2は10月6日より、読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。

(c)CAPCOM/読売テレビ・A-1 Pictures