「ディエンビエンフー」着想から足掛け17年の連載に幕、市川ヒロシの新連載も
本日7月25日発売の月刊アクション9月号(双葉社)にて、西島大介「ディエンビエンフー TRUE END」が最終回を迎えた。
同作はベトナム戦争を題材に、戦いの中で生きる者たちの生き様や、戦場で生まれた恋などを描いたバトルアクション。米従軍カメラマンのヒカルとベトコンの美少女ゲリラ“お姫さま(プランセス)”を軸に、さまざまなドラマが展開されてきた。西島は完結にあたって、「ようやく正しく完結することができました。こうして紙の雑誌上で無事完結を迎えられたことを嬉しく思います」とコメントを発表。また「最終話には99%満足しています。残り1%は今から描く単行本描き下ろし分。9月刊の単行本にご期待ください」と読者にメッセージを送っている。
そのほか今号では、市川ヒロシの新連載「二日目の酔い子ちゃん」が始動。同作はお酒好きなグルメ雑誌の編集者・中村よいこの日常を描く作品で、第1話ではよいこが記憶を失くすまで飲んだ翌朝、完璧に用意された朝食の謎について思いを巡らす。岬下部せすな「サクラコ博士のメモリアツリー」は今号で完結。次号では住野よる原作による桐原いづみ「また、同じ夢を見ていた」、松沢まり「ふくねこ」の2作が最終回を迎える。
西島大介コメント
着想は2001年発表の「とらしまもよう」。そして2005年に「ディエンビエンフー」の連載が始まり、角川、小学館IKKIと渡り歩き、ようやく正しく完結することができました。こうして紙の雑誌上で無事完結を迎えられたことを嬉しく思います。読者の皆様の応援と、編集部のご理解のおかげだと感謝しています。カム・オン!(ベトナム語でありがとう) 最終話には99%満足しています。残り1%は今から描く単行本描き下ろし分。9月刊の単行本にご期待ください。