「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」チケット情報や展示内容が公開に
荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」の展覧会「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」のチケット情報が公開された。
8月24日から10月1日まで、東京・六本木の国立新美術館で開催される「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」は、「ジョジョの奇妙な冒険」30周年の集大成として「ジョジョ」史上最大規模で行われる展示イベント。会場では初公開を含む原画や関連資料の展示に加え、さまざまなアーティストとのコラボ作品もお目見えする。
また「ジョジョ」の30年間を振り返る「ジョジョクロニクル」、豊富なカラー原画とともに主人公とライバルのセリフやシーンを紹介する「宿命の星 因縁の血」、個性豊かなスタンドとキャラクターが集結した「スタンド使いはひかれ合う」、カラー原画が並ぶ「JOJO’s Design」、第7部までの主人公とそのライバルたちのバトルシーンを展示する「ハイ・ヴォルテージ」、荒木の創作の秘密に迫る「ジョジョリロン」といった企画が用意された。
チケットは完全日時指定制の数量限定で販売。8月22・23日に開催される「プレビューデイ」のチケットは6月1日10時から、先行予約券および専用ケース「JOJO’s Sketch Stickers」付きのチケットは6月23日10時から申し込みの受付を開始する。また会期中の予約券の販売は8月24日からスタート。
小谷元彦(美術家・彫刻家)コメント
「ジョジョ」という漫画には、肉体に対し多くの表現方法があります。例えば、切る、溶かす、歪む、穴があくなどそれらの過剰なデフォーメーション、またはトランスフォーメーションする(された)身体は、自らの彫刻観と自然に結びつけることができました。今回は、不可視なるスタンドが出現する瞬間を、彫刻という触覚化・物質化された物体に託し、現実空間で展開させたいと考えています。
森永邦彦(ANREALAGE デザイナー)コメント
二次元で表現された身体性や色彩感覚を、三次元の服に落とし込み、『ジョジョ』の世界における’日常’を、ファッションにおける’非日常’に換えて表現したいと思います。
WOW(ビジュアルデザインスタジオ)コメント
“スタンド”はどこから生まれたのでしょうか? 原作では描かれてない「スタンドの起源」をテーマに、起源を探求する巨大なビジュアルストーリーにご期待ください。
荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋
会期:2018年8月24日(金)~10月1日(月)※8月22日(水)、23日(木)はプレビューデイ。
時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)※最終入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室2E
(c)荒木飛呂彦&LUCKYLANDCOMMUNICATIONS/集英社