望月ミネタロウが映画「犬ヶ島」のアナザーストーリーをモーニングで連載
望月ミネタロウのイラスト。
望月ミネタロウが、映画「犬ヶ島」のマンガ版をモーニング（講談社）にて連載することが決定した。
ウェス・アンダーソン監督の最新映画「犬ヶ島」は、近未来の日本を舞台に、“犬インフルエンザ”の流行により“犬ヶ島”に隔離された愛犬を探す少年・小林アタリと、犬たちの冒険を描くストップモーション・アニメーション。望月が描くのは映画のアナザーストーリーで、5月24日発売のモーニング25号より3回掲載される予定。
合わせて連載開始を記念した望月のイラストも到着。愛犬・スポッツの行方を探し遠くを見つめるアタリと、彼の迎えを信じて待つスポッツ、そして“犬インフルエンザ”に感染した犬たちの様子が表現された。ウェス・アンダーソンのファンだという望月は本作の連載について「実際やる事に決まったときは、宝くじに当ったような気持ちになった反面、アンダーソンさんの作家性とこだわりぬかれた世界観を改めて思い出し、『犬ヶ島』がストップモーションアニメなのも輪をかけて難しく……これは大変な事を引き受けてしまった……とおろおろしました」「難しいけど僕が好きな何かを表現できたらいいな」とコメントしている。
映画「犬ヶ島」は5月25日より全国公開。キャストにはビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン、野田洋次郎（RADWIMPS）、村上虹郎、渡辺謙、夏木マリらが名を連ねている。
望月ミネタロウコメント
僕がウェス・アンダーソンさんのファンなのは周知の事でしたので、候補に上がっていると聞いたときは、アンダーソンさんの世界観を日本で漫画にするなら、多分僕しかいないでしょ！と勝手に思ってました。
実際やる事に決まったときは、宝くじに当ったような気持ちになった反面、アンダーソンさんの作家性とこだわりぬかれた世界観を改めて思い出し、「犬ヶ島」がストップモーションアニメなのも輪をかけて難しく……これは大変な事を引き受けてしまった……とおろおろしました。
壁紙の色柄まで可愛くて、いいです。
難しいけど僕が好きな何かを表現できたらいいな。
ウェス・アンダーソン監督コメント
「犬ヶ島」は“現実には存在しないマンガの翻案”として思いついた映画でした。
そして今、素晴らしき望月ミネタロウさんが私たちのためにそれを現実のものにしてくれました。
私たちは望月さんの作品を世界に贈り出すことを本当に嬉しく思っています。
