たつき監督&福原Pが「ケムリクサ」の制作状況明かす「1話をなかったことに」
テレビアニメ「ケムリクサ」のたつき監督と福原慶匡プロデューサーが、本日3月24日に「AnimeJapan 2018」の「BSフジpresents アニメギルド2018放送作品発表スペシャルステージ」に登壇。同作の制作状況などについてトークを展開した。
福原プロデューサーは登場早々、「今日、重大発表はありません!」と宣言。放送時期や放送局についても情報解禁前だとされたが、たつき監督は「まあ、放送局は皆さん感づかれてると思うんですけど……」と反応すると、福原プロデューサーも「なんで今日、このステージに出てるのか、って話だもんね(笑)」と答え、会場に集まったファンにヒントを与えた。
制作の進行状況を問われたたつき監督は、「昨日、おとといに、(一度作った)1話をなかったことにした。やっぱやめよって」と述べ、白紙の状態に近いことを明かす。福原プロデューサーは「産みの苦しみの真っ最中だよね。『そろそろ生まれそうだね』なんて話をしていたんですけど、生まれたら逆子でした、みたいな。それで、結局作り直した」と経緯を説明。たつき監督は放送時期について、「ゆっくり待ってもらえれば。忘れた頃に」とし、「細々とがんばります」とメッセージを送った。
「ケムリクサ」はたつき監督が代表を務める自主制作アニメグループ・irodoriが2010年に発表し、「第24回CGアニメコンテスト」 の作品賞を受賞したタイトル。2月にテレビアニメ化を発表した。