「蟹工船」の小林多喜二と特高の戦い描く「アンブレイカブル~敗れざる者たち~」1巻
柳広司原作による回鐘たまき「アンブレイカブル~敗れざる者たち~」の1巻が、本日6月19日に発売された。
1925年に制定された治安維持法により、マルクス主義などの反体制的思想が弾圧された時期を舞台にした「アンブレイカブル~敗れざる者たち~」。軍国主義一色に染まりつつある日本の中で、プロレタリア作家活動を続ける小林多喜二は、次回作のテーマに蟹工船を選ぶ。過酷な労働環境で酷使される労働者たちへの取材を開始する小林だが、思想犯を監視・逮捕する特別高等警察のクロサキに目をつけられて……。同作はヤングチャンピオン(秋田書店)で連載中だ。1巻には「人新世の『資本論』」などを手がけた経済思想家・斎藤幸平が帯コメントを寄せている。
斎藤幸平の帯コメント
読みながら100年前なら私も投獄されていたと背筋が凍る。だが、これは過去の話ではない。ファシズムが忍び寄る現代社会への警告だ!
