たらちねジョン「海が走るエンドロール」京アニ制作でアニメ映画化、2027年公開

「海が走るエンドロール」“アニメーション映画化決定”ビジュアル

たらちねジョン「海が走るエンドロール」がアニメーション映画化され、2027年に公開決定。監督を「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「CITY THE ANIMATION」などを手がけた石立太一が務め、制作を京都アニメーションが担う。

「海が走るエンドロール」は、65歳を過ぎ夫と死別したうみ子が、映像専攻の美大生・海(カイ)との出会いで「映画を“作りたい”側の人間」であると自覚し、映画監督を目指す物語。2020年に月刊ミステリーボニータ(秋田書店)で連載がスタートし、「このマンガがすごい!」では2022年版、2023年版と2年連続でランクインを果たした。5月15日には単行本の最終9巻が発売される。

併せて、映画の“超”特報映像と、“アニメーション映画化決定”ビジュアルを公開。特報映像では、「どうか 荷物は軽く 進む海が豊かで美しく 風に恵まれ 前へ 前へ 進めますように」というナレーションとともに、朝焼けの海辺で服が汚れることも厭わず海に向かいカメラを構えるうみ子の姿が映し出される。

この発表に伴い、たらちねジョンからはコメントと描き下ろしイラスト、石立監督からはコメントが到着。たらちねジョンは「うみ子の憧れたスクリーンに彼女自身が映し出されることに感慨深くなります」と述べ、石立監督は「必死に向き合う人の努力と魂を、そしてその誇らしさや尊さを感じてもらえるような『優しい作品』になるように、自分自身、精一杯、力の限り、創作に向き合いたいと思います」と意気込みを語った。

たらちねジョン(原作)コメント

最終巻発売に合わせての重大発表です。
京都アニメーションさん制作でアニメーション映画化決定しました!
夢みたいです。京都アニメーションさんの作品を夢中で
観ていた学生の自分に教えても信じてくれないと思います。
超特報映像も観ていただけたでしょうか?
うみ子の憧れたスクリーンに彼女自身が映し出されることに
感慨深くなります。
どうぞよろしくお願いいたします。

石立太一(監督)コメント

劇場アニメーション作品「海が走るエンドロール」監督を務めさせて頂きます。
京都アニメーションの石立太一と申します。

原作は漫画作品で、初めてその本を読んだ時の「なんて優しい作品なんだろう」という読後感を、アニメーション作品にするにあたって、観てくださった方がより強くそれを感じられるような作品にしたいと思いました。

今作は、齢65歳の女性が初めて映画制作にチャレンジするというお話です。
つまり、主人公が「創作」に向き合うというお話です。

創作するという事は、その創作を通して自分自身と向き合う事だとも言えると思います。
創作を通して、自分自身は何を伝えたいのか、表現したいのか、満足出来るのか…などなど、自己や他者を巻き込んで、そもそも自分とは?という問いに向き合う事だと思います。この自分と向き合うという行為は決して映画制作という題材に限らず、何かをチャレンジしている人全員に当てはまる事でもあると思います。

ただ、そうやって必死に向き合う人の努力と魂を、そしてその誇らしさや尊さを感じてもらえるような「優しい作品」になるように、自分自身、精一杯、力の限り、創作に向き合いたいと思います。

本作が公開されました暁には、是非とも劇場にてご覧いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

アニメーション映画「海が走るエンドロール」

2027年公開

スタッフ

原作:たらちねジョン『海が走るエンドロール』(秋田書店「ボニータ・コミックス」刊)
監督:石立太一
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:海が走るエンドロール製作委員会
配給:松竹

(c)たらちねジョン(秋田書店)/海が走るエンドロール製作委員会