舞台「KING OF PRISM」6年ぶり新作公演開幕!“三強”のショーやシュワロも活躍
アニメ「KING OF PRISM」シリーズをもとにした舞台「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!キンプリ☆ツアーズ」が、本日2月21日に東京・日本青年館ホールで開幕した。本記事では本公演前に行われたプレビュー公演の模様と、囲み取材のレポートをお届けする。
アニメ「キンツア」の再現はもちろん、驚きのショーも
2017年の第1作、2020年の第2作を経て、約6年ぶりの新作公演となった舞台「KING OF PRISM」。今作のストーリーはアニメ最新作「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」をベースにしつつも、タイトルを「キンプリ☆ツアーズ」としている通り、アニメとは登場キャラクターが異なる舞台オリジナルストーリーが展開される。プレビュー公演には一般客も入り、観客の応援・声援とともに本公演に向けて舞台を作り上げていった。
物語はアニメ同様、プリズムショーの大会「PRISM.1」の1カ月後、SePTENTRIONの7人がタイムマシンに乗り込むことから動き出す。Over the Rainbowの過去のライブや、“三強”と呼ばれる仁・聖・冷らレジェンドスタァの若かりし頃のライブを鑑賞し楽しむ7人だったが、なんらかのトラブルで“マスコットの地獄”へと落ちてしまい……。舞台版ではSePTENTRION以外のプリズムスタァの面々もタイムマシンのトラブルに巻き込まれ、ジョージ率いるTRI-UMviratuSらエーデルローズ組も大活躍。アニメで披露されたプリズムショーやプリズムジャンプの再現はもちろん、約2時間というアニメの倍の公演時間に、アニメでは歌われなかった楽曲やファン驚きのプリズムショーもたっぷりと詰め込まれた。
また「KING OF PRISM」を象徴する“応援”や“プリズムアフレコ”に関しては、開演前に案内映像が流れるほか、上演中もステージ上にセリフが投影されるため、初心者でも安心して楽しめる仕様。コミカルなやり取りには笑い声を上げ、個性豊かなスタァたちの魅力満載のショーには声援を送り、ファンが演者とともにステージを盛り上げていく一方で、思わず涙するような場面もあった。また新キャラクター・神無月アヰ役は、アニメと同じく中山咲月が担当。今作のキーを握るアヰのまとうシリアスな雰囲気には、観客も静かに見入っていた。
プレビュー公演の最後、ステージに揃ったキャスト陣に向け、ファンは「ありがとうー!」「大成功ー!」と声援を送る。一条シン役の田村升吾は「僕は今作から初参加なので、やっぱりお客様の声があっての作品だなと体感できました。皆さんがいてくれて本当によかったです!」とプレビュー公演に参加したファンに感謝の言葉を贈った。
五十嵐雅、運営のがんばりを力説
プレビュー公演前に行われた囲み取材にはSePTENTRIONこと、一条シン役の田村、太刀花ユキノジョウ役の横井翔二郎、香賀美タイガ役の長江崚行、十王院カケル役の村上喜紀、鷹梁ミナト役の五十嵐雅、西園寺レオ役の高梨怜、涼野ユウ役の中西智也が参加。橋本祥平からシン役を継いだ田村は、「横井さんをはじめ続投のメンバーや、お客様の熱量を、稽古をやる中ですごく感じています。皆さんと楽しいタイムトラベルをできたらいいなと思っています」と意気込む。横井は「話し出すと長くなるんですが、本当に本当にこのときをずっと待っておりました。奇跡みたいな瞬間をたくさん愛してたくさん抱きしめて、新しい仲間とこれから先の未来に向けて続くような公演期間になったらいいなと思います」と、今作への深い思い入れを滲ませた。
コロナ禍により千秋楽を迎える前に中止となった前作。長江は「もう『KING OF PRISM』に巡り会えることはないのかもしれないなという気持ちがありました。こうして新たな仲間たちにも出会えて、新たな7人で幸せな景色が見れることを願うばかりです」と無事に千秋楽まで走り抜けられることを祈る。村上も「作品というのはお客様の力で成り立っている部分が本当に大きくて。前作が半ば無念な形で終わってしまったからこそ熱望する声も増えて、願いが形になった、奇跡みたいなものだと思っています。すべてを投げうってがんばる覚悟です」と“奇跡”という言葉を使い、6年ぶりに新作公演をできる喜びを表現した。
アニメでもミナト役を務めている五十嵐は、「ミナトをまた板の上で演じる機会をいただけたことが“ギフト”です。まず(アニメ)『キンプリ』の再始動は運営さんががんばってくれたこともすごく大きい。そこすごく大きいと思う。いろんなメディア戦略を考えていろんなコラボレーションをして……」と力説。そして「10周年の節目の年に、この舞台を通して『キンプリ』を愛してくださることが、僕としては一番の願いです。みんな煌めいてくれというのが願いなので、マスコミの皆さんも煌めき純度2000%で、どの記事よりも上にしていただいて。引き続き『キンプリ』を、鷹梁ミナトをよろしくお願いします!」と記者陣に向けアピールすると、「あんまり言いすぎるもんでもないよ」「選挙じゃん」とメンバーから口々にツッコミが入った。
レオ役の高梨とユウ役の中西は今作が舞台「KING OF PRISM」シリーズ初参加。高梨は「当初はすごくプレッシャーもあったんですが、最高の先輩方、仲間がそばにいてくれたから、ここまで作り上げてこられました」と共演者への感謝を伝える。6年前の前作を客席で観ていたという中西も、「こうして再始動して、僕自身が客席ではなく舞台上からの景色を見られることが、すごく不思議な気持ちです。この7人でこれからもたくさん楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています」と仲間たちへ信頼を寄せた。
注目のショーは?ユキ様役の横井が食い気味に
自身の役以外で注目しているキャラクターやプリズムショーを尋ねると、「聖さんです」と食い気味に断言したのは横井。「ユキノジョウが心から憧れたその瞬間(聖のステージ)をようやく実体験として感じることができるので、本当に心の底からイチオシです」と力強く語る。長江も「プリズムスタァのスタァたるゆえんを間近で観させてもらえる」とそれに同意しつつ、「個人的には、本来のシンのショーが観られることがうれしい」と“SePTENTRION愛”を滲ませた。五十嵐は「アニメにもない部分が舞台で描かれている」ことに触れつつ「いっぱいあるんですよ、選べない。ずるいですよその質問は!」と悩み、長江が「青葉(譲)さんが書いてくださった脚本で、新たな『キンプリ』の世界が深まったんじゃないか、と言いたいんだと思います」と横からフォロー。息の合ったチームワークが感じられた。
中西は「運動量がすごい」とストリート系スタァ・冷のショーに注目。また高梨が「レオくんとしてはシンくん。レオくんがどういう気持ちでシンを見て、何を受け取って好きな気持ちが溢れてるのかを感じたいと思っています」と答えると、シン役の田村は「稽古中も意識していないところでこうやって(くっついて)きてくれるの。ドキッとする(笑)」と明かした。村上は舞台オリジナルのショーに言及し、「エリート(『KING OF PRISM』ファン)の皆さんはめちゃくちゃ楽しんでもらえると思います」と太鼓判を押した。最後に田村はファンに向け、「この作品のよさでもある“応援上演”、皆さんが声を出していいという作品は、僕自身初めての体験です。どんなふうに声が返ってくるか楽しみですし、皆さんも思う存分声を出して応援して楽しんでいただけたら。一緒にいろんなタイムトラベルをして、素敵な時間を過ごせたらと思います」とメッセージを送った。
舞台「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!キンプリ☆ツアーズ」 は3月1日まで上演中。千秋楽である3月1日昼公演・夜公演は配信も行われる。詳細は舞台の公式サイトで確認を。
舞台「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!キンプリ☆ツアーズ」
会場:東京都 日本青年館ホール
日程:2026年2月21日(土)~3月1日(日)
スタッフ
原作:タカラトミーアーツ、シンソフィア、エイベックス・ピクチャーズ、タツノコプロ
脚本:青葉譲
演出:宇治川まさなり
音楽:石塚玲依
主催:舞台「KING OF PRISM」製作委員会2026
キャスト
一条シン:田村升吾
太刀花ユキノジョウ:横井翔二郎
香賀美タイガ:長江崚行
十王院カケル:村上喜紀
鷹梁ミナト:五十嵐雅
西園寺レオ:高梨怜
涼野ユウ:中西智也
神浜コウジ:小南光司
速水ヒロ:杉江大志
仁科カヅキ:大見拓土
法月仁:前内孝文
氷室聖:小野健斗
黒川冷:及川洸
山田リョウ:安里勇哉
大和アレクサンダー:加藤将
高田馬場ジョージ:古谷大和
池袋エィス:小林竜之
神無月アヰ:中山咲月
如月ルヰ:佐々木喜英
(c)T-ARTS / syn Sophia / エイベックス・ピクチャーズ / タツノコプロ/舞台「KING OF PRISM 」製作委員会2026
