劇場版「空母いぶき」は“24時間の物語”に、西島秀俊&佐々木蔵之介が出演
惠谷治協力によるかわぐちかいじ「空母いぶき」の劇場版のメインキャストが発表。主人公の秋津竜太役を西島秀俊、新波歳也役を佐々木蔵之介が演じる。
ビッグコミック(小学館)にて連載中の「空母いぶき」は、専守防衛の自衛隊が初めて航空母艦を持った世界を描く新軍事エンターテインメント。単行本は8巻まで刊行されている。このたびの劇場版ではマンガ「空母いぶき」を原作に、描かれる局面とテーマを“24時間の物語”として構築。国家間に極限の危機が生じたとき、最前線にいる自衛官や総理大臣を中心とする政府、そしてジャーナリストや一般市民は何を選択し、何を判断するのか。迫力のアクションとともにタイムサスペンスが展開されていく。
西島演じる秋津は航空自衛隊出身であり空母いぶき艦長、佐々木演じる新波は海上自衛隊出身の空母いぶき副長という、同期にしてライバルという役どころ。西島は「鋭い洞察で今を見つめ、圧倒的なリアリティーで描かれる近未来、その作品世界に生きる登場人物達に負けないよう、命がけで取り組みたいと思います」と、佐々木は「“必ず平和を守る”という信念を持ち、凡ゆる戦況と対峙し悩み葛藤する登場人物たち。この作品に若松節朗監督と西島秀俊さんをはじめ多くの出演者、スタッフと挑めることを嬉しく思います」とそれぞれコメントを寄せた。
また監督は「ホワイトアウト」「沈まぬ太陽」の若松節朗が担当。脚本は「機動警察パトレイバー」シリーズの伊藤和典と、「亡国のイージス」の長谷川康夫が務める。さらにかわぐちかいじが監修、「亡国のイージス」「終戦のローレライ」で知られる小説家・福井晴敏が企画として参加する。
劇場版「空母いぶき」は3月よりクランクイン、2019年に全国で公開される予定だ。
西島秀俊(秋津竜太役)コメント
多くの熱狂的なファンが次の展開を心待ちにする、かわぐちかいじ先生の傑作「空母いぶき」の映画化の
お話を頂き、興奮で震える思いです。
若松節朗監督をはじめとした撮影スタッフ、本作品に協力して下さっている全ての皆さんと共に、現在、
全力で準備が進んでいます。
鋭い洞察で今を見つめ、圧倒的なリアリティーで描かれる近未来、その作品世界に生きる登場人物達に
負けないよう、命がけで取り組みたいと思います。
佐々木蔵之介(新波歳也役)コメント
かわぐちかいじ先生の「空母いぶき」の映画化に参加させて頂くことを心より光栄に思います。
“必ず平和を守る”という信念を持ち、凡ゆる戦況と対峙し悩み葛藤する登場人物たち。
この作品に若松節朗監督と西島秀俊さんをはじめ多くの出演者、スタッフと挑めることを嬉しく思います。
原作ファンの方は勿論、たくさんの方に愛される作品をお届け出来るよう、強い覚悟を持って航海に臨みます。
映画「空母いぶき」、楽しみにお待ちください。
若松節朗監督コメント
「未来の命に平和な世界を残しましょう」
それがプロデューサーからのオファーの言葉でした。
原作である「空母いぶき」には、現実の世界の方が後追いしているような先見性があります。
そこで投げかけられた問いがまさしく現実となった時、私たちはどんな選択をするのか。
この映画が平和や命の重みを考えるきっかけとなるよう、頑張りたいと思います。
そして何よりも、胸躍るエンターテイメントとして、未知の物語に立ち向かう俳優たちの姿に一喜一憂して頂けるよう、スタッフ一同、撮影を前に気持ちを高めています。
劇場版「空母いぶき」
2019年全国ロードショー
スタッフ
原作・監修:かわぐちかいじ「空母いぶき」(小学館「ビッグコミック」連載中・協力:惠谷治)
企画:福井晴敏
脚本:伊藤和典、長谷川康夫
監督:若松節朗
キャスト
秋津竜太:西島秀俊
新波歳也:佐々木蔵之介
(c)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ
(c)かわぐちかいじ・惠谷治/小学館