家は借りれない、仕事はつらい……街で健気に暮らすたぬき少女の物語 堤葎子の新作1巻

「たぬきはたぬき」1巻

「生まれ変わるなら犬がいい」の堤葎子による新作「たぬきはたぬき」1巻が、徳間書店のリュウコミックスより電子書籍で発売された。

主人公・三つ葉は、人間社会で暮らすたぬきの女の子。かの有名なぶんぶく茶釜のモデルとなったたぬきを先祖に持つ彼女は、その血を色濃く継いだ存在として、特別なたぬきになるのだという爺さまからの期待を背負っている。“屋根のある家に住み金を稼いで崇められるべき”という祖父の言葉に従い、人間に化けて街で暮らし始めた三つ葉だが、人に化けたまま働くのは想像以上に大変でアルバイトもままならず、家も借りられないので廃墟暮らしでひもじい思いをする日々。限界を迎えた三つ葉が、心やさしい人間の青年・露生に助けられたことから運命は動き出す。