若き日の浮世絵師・歌川国芳がさまざまな題材に向き合い奔走する連作短編集

「国芳、走る ~文政きてれつ騒動~」

河井克夫「国芳、走る ~文政きてれつ騒動~」が、本日12月27日に発売された。

「国芳、走る ~文政きてれつ騒動~」は、若き日の浮世絵師・歌川国芳を軸に、奇想天外な騒動を描く連作短編集。幽霊画、美人画、彫りものなど、国芳がさまざまな題材に向き合い、文政の町を奔走する。また尾上菊五郎、葛飾北斎、歌川広重、蔦屋重三郎ら江戸カルチャーのスターたちも登場。1巻の帯には鳥居みゆきからのコメントが寄せられた。鳥居は描くことを猫に喩え、「河井さんが描いた国芳は、可愛い見た目でツメ出しっぱなしだった」と語っている。