「名探偵コナン」10年ぶりの2時間SP制作　Jリーグ、鳥人間コンテストとのコラボ話数も

2025年12月27日2025年12月27日 editor

「アニメ名探偵コナン30周年の情報解禁（ヘッドライン）～2026 年が楽しみすぎてバーローSP～」ビジュアル

青山剛昌原作によるアニメ「名探偵コナン」10年ぶりとなる2時間スペシャルの制作が決定。また30周年を記念した企画の情報が多数明らかになった。

1996年1月8日より放送を開始し、2026年に30周年イヤーに突入する「名探偵コナン」。2016年放送の「エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」以来となる2時間スペシャルのタイトルは、「30号殺人事件」だ。脚本は、劇場版「隻眼の残像（フラッシュバック）」「黒鉄の魚影（サブマリン）」の櫻井武晴が手がけ、完全オリジナルストーリーが展開される。放送時期など詳細は続報を待とう。

コラボエピソードの情報も発表された。2023年の「Jリーグ決戦の舞台裏」以来、3年ぶりとなるJリーグとのコラボエピソードには、コナン好きでサッカー好きの影山優佳が登場する。また「鳥人間コンテスト」とのコラボエピソードも制作。脚本は劇場版「100万ドルの五稜星（みちしるべ）」「ハロウィンの花嫁」の大倉崇裕が担当し、鳥人間コンテストの会場を舞台とした事件を描く。なおいずれも放送時期は未定だ。

また2026年1月10日の放送回からは、新エンディングが倉木麻衣の新曲「TOWA ～永久に風に乗る～」に変更される。倉木は2000年のエンディングテーマ「Secret of my heart」で初めてコナンの楽曲を担当。その後もテーマソングを歌い続け、今回の新曲がシリーズ28曲目の楽曲となる。倉木は楽曲について「新一くんと蘭ちゃんの人間模様にも重なる部分があるんじゃないかなって思っています」と語った。

4月・5月には、「名探偵コナンスペシャル・コンサート2026」を神奈川と兵庫にて全4公演で順次開催。コンサートでは、映像とオリジナル編成のオーケストラバンドが奏でる音楽で、アニメ30年の軌跡を辿る。チケットはオフィシャル最速先行受付を、コンサート公式サイトで実施予定だ。

1月3日16時30分より放送される1時間スペシャル「エピソード“ZERO” 工藤新一水族館事件」のPVもお目見え。同作は、工藤新一が黒ずくめの組織の薬によって江戸川コナンになる前の物語、そしてあの日につながる下見が描かれるエピソードだ。

さらに各有料配信プラットフォームにて、2026年春頃より最新話が順次配信される。「名探偵コナン」は、これまで有料配信プラットフォームでは約1年前までの放送回までしか配信されていなかった。春以降からは地上波放送後、最新話が順次楽しめるようになる。詳細は続報を待とう。

これらの情報は、本日12月27日に公式YouTubeで配信の「アニメ名探偵コナン30周年の情報解禁（ヘッドライン）～2026 年が楽しみすぎてバーローSP～」で公開されたもの。番組には片寄涼太、影山、あいなぷぅが出演した。なお同番組は、YouTube・TVerで順次アーカイブされる。

倉木麻衣コメント

名探偵コナン公式YouTubeをご覧の皆さん、2026年1月10日から放送のエンディングテーマを担当させていただくことになりました。今回の曲のタイトルは「TOWA ～永久に風に乗る～」で、友情や愛情など様々な繋がりを感じられるような、希望を思い浮かべられるようなテーマになっていて、新一くんと蘭ちゃんの人間模様にも重なる部分があるんじゃないかなって思っています。そして初めて作曲にもチャレンジさせていただいたので、よかったら聞いていただけると嬉しいです。そして、まもなくテレビアニメ「名探偵コナン」が30周年を迎えるということで、本当におめでとうございます！これからもコナンファミリーとして、みんなと一緒に大好きな「名探偵コナン」を応援し続けていけたらいいなと思います。一緒に応援していきましょう！