「鬼滅の刃」花江夏樹らが無限城編での戦いを振り返る 下野紘は細谷佳正に心配される

「ジャンプフェスタ2026」内の「鬼滅の刃」ステージの様子。左から早見沙織、 下野紘、花江夏樹、櫻井孝宏 (c)SHUEISHA Inc. All rights reserved.

吾峠呼世晴「鬼滅の刃」のステージイベントが、本日12月21日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2026」内で行われ、アニメで竈門炭治郎役を演じる花江夏樹、我妻善逸役を演じる下野紘、冨岡義勇役を演じる櫻井孝宏、胡蝶しのぶ役を演じる早見沙織が登壇した。

イベントは4人がそれぞれ生アフレコを披露する「原画ライブ」からスタート。無限城で上弦の弍・童磨にしのぶが怒りをぶつけるシーン、善逸が兄弟子だった獪岳に「俺がカスならアンタはクズだ」と言い放つシーン、義勇と炭治郎が上弦の参・猗窩座と遭遇し、炭治郎が猗窩座に技を繰り出すシーン、義勇の頬に痣が出現するシーンなどが、原作のコマに合わせて繰り広げられた。

続いてトークコーナー「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来 トークSP(スペシャル)!」へ。キャスト13人が集結したイベント「公開直前 萬来祈願イベント」を皮切りに、下野と桑島慈悟郎役の千葉繁が登壇した「公開御礼舞台挨拶・壱」、櫻井が登壇した「シンガポール舞台挨拶」、早見と栗花落カナヲ役の上田麗奈が登壇した「公開御礼舞台挨拶・弐」、花江が参加したロスアンゼルスのレットカーペットでの思い出を振り返っていく。下野はステージに立つにあたり、千葉がずっと不安がって下野に語りかけていたが、いざ始まると、これまでの会話が嘘だったようにノリノリでしゃべり始めたことを明かす。

その後の「それぞれの戦い」を振り返るコーナーでは、胡蝶しのぶ、善逸、炭治郎と義勇の“決戦PV”を上映。「無限城編 第一章 猗窩座再来」のアフレコエピソードが展開された。いろんな思いが重なりすぎて、なかなか台本を開けなかったという早見。童磨役で先輩の宮野とアフレコに挑めてうれしかったと語る。下野は千葉と千葉獪岳役の細谷佳正で挑んだアフレコ現場にて、場を取り仕切らなきゃという緊張から、声優人生の中でセリフ以外で一番しゃべらなかったと断言。細谷からはあまりにも下野が大人しいため、心配されたことを打ち明けた。

櫻井は石田彰が演じる猗窩座こと、“上弦の参・彰(あきら)”の強さ、その演技の深みに言及。猗窩座との戦いを通して、剣士としての冨岡義勇を知ることができてよかったと喜ぶ。花江も頷きながら、最初炭治郎は義勇に救われたが、「無限城編 第一章 猗窩座再来」では一緒に戦い、今度は炭治郎が義勇を救うという構図が、演じていて楽しかったと振り返る。また炭治郎が叫ぶシーンでは石田が演じる猗窩座の声に触発され、スイッチが入ったことを述べた。

イベント内では新情報として、イラスト集「アニメ『鬼滅の刃』イラスト記録集 肆』が2026年3月4日、「『鬼滅の刃』柱稽古編」のサウンドトラックが2026年3月25日、「『鬼滅の刃』オーケストラコンサート~鬼滅の奏~ 柱稽古編」が2026年4月22日、「朗読舞台劇『鬼滅の宴 -柱稽古編-』」のBlu-ray / DVDが2026年5月27日に発売されることを発表。併せてキャラクターデザイン・総作画監督の松島晃が描きおろした、サウンドトラックとイラスト集のジャケットイラストも公開された。最後は花江が代表して挨拶。全員で「ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、イベントを締めくくった。