アニメ「怪獣8号」完結編&ショートアニメ「鳴海の平日」製作決定

アニメ「怪獣8号」完結編製作決定ビジュアル

松本直也原作によるアニメ「怪獣8号」の完結編、さらにオリジナルショートアニメ「鳴海の平日」の製作が決定した。

「怪獣8号」は怪獣の発生率が世界屈指の数値となり、“怪獣大国”と称されている日本を舞台にした物語。怪獣を討伐する“日本防衛隊”への入隊を志していた主人公・日比野カフカは、一度はその夢を諦めるも、ある出来事をきっかけに再び防衛隊を目指す。アニメは2024年に第1期、2025年に第2期を放送。今年の7月には原作が、少年ジャンプ+での約5年の連載に幕を下ろしていた。完結編の製作発表に併せて、“完結編製作決定ビジュアル”とPVも公開されている。

ショートアニメ「鳴海の平日」は、12月28日生まれの鳴海弦の“少し早めの誕生日プレゼント”として情報を公開。第1期総集編と同時に上映された「保科の休日」を想起させるタイトルになっており、鳴海の平日が描かれる。詳細は続報をまとう。

松本からはコメントとイラストが到着。松本は「作品としての『怪獣8号』はまだまだ続いていきます。僕自身も邪魔にはならないよう気を付けつつネタやアイデアをビシバシ出していこうと思ってます。引き続きこれからのカフカ達の活躍を楽しみにしていてください!」とメッセージを贈っている。

なおこれらの新情報は千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2026」にて本日12月20日に行われた「怪獣8号」のステージで発表されたもの。ステージイベントには日比野カフカ/怪獣8号役の福西勝也、市川レノ役レノ役の加藤渉、保科宗四郎役の河西健吾、鳴海弦役の内山昂輝が登壇した。

松本直也コメント

皆様こんにちは。原作者の松本です。
怪獣8号のステージを見に来てくれた皆さん、出演者の皆さん
いつも本当にありがとうございます。

今年は第2期の放送やゲームのリリースなど怪獣8号にとってとても大きな動きのある年となりました。
僕の描いていた原作も皆さんのおかげで無事に最終回を迎えることができました。
たくさんの読者に支えられ、好きなことを好き放題描かせてもらえた幸せな5年間でした。
漫画の連載は終わりましたが、アニメやゲーム制作陣の皆さんと一緒にあれやろうこれやろう、こんなのどうだとやりあう中でカフカ達は今でも生き生きと新しい場面を生み出し続けています。
続編制作の発表もあったと思いますが、作品としての『怪獣8号』はまだまだ続いていきます。僕自身も邪魔にはならないよう気を付けつつネタやアイデアをビシバシ出していこうと思ってます。
引き続きこれからのカフカ達の活躍を楽しみにしていてください!

(c)防衛隊第3部隊 (c)松本直也/集英社