「ガルパン」スピンオフに渕上舞もびっくり「想像を裏切られるクオリティの高さ」
アニメ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」第1幕のマスコミ向け試写会が本日12月10日に東京都内で開催され、下田正美監督、西住みほ役の渕上舞が登壇した。
楽しい現場の雰囲気がフィルムに出ている
12月26日より上映される「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」第1幕。2013年より月刊コミックアライブ(KADOKAWA)で連載されている「ガールズ&パンツァー」のスピンオフマンガをもとに、大洗女子学園チームをはじめ、戦車道に邁進する学生たちの日常や交流がコミカルに描かれる。「ガルパン」本編にはこれまでTVシリーズのオープニングや演出で携わってきた下田監督。今回監督を任せられた感想を「水島(努)監督が作られた大きな箱庭のすみっこで遊ばせていただいた感覚で、とっても楽しかったです」と語った。
渕上は「本編は試合が佳境になっている、ちょっとピリっとした緊張感が漂う中で、今回は思い切りコメディを楽しもうと思って臨みました。普段言わないようなセリフや、柔らかい雰囲気のやり取り、ほかのキャラクターとの絡みも堪能できて、楽しいアフレコ現場でした」と振り返る。キャラクターの多い「ガルパン」のアフレコ現場は「本当に学校のような雰囲気そのまま」と渕上。下田監督も「キャストの皆さんのチームワーク、和気あいあいとした楽しい感じがフィルムに出てるんじゃないかな」と現場の空気感のよさを伝えた。
いい意味で裏切られるクオリティの高さ
作品の仕上がりを観ての感想を聞かれると、渕上は「クオリティの高さにびっくりしました。コメディ色の強い作品で、かわいらしさを全面に押し出した映像を想像していたんですが、細かいところまで描かれていて、想像をいい意味で裏切られる。キャラクターもよく動きますし、食べ物も美味しそうに描かれていて魅力的でした」と太鼓判を押す。下田監督も「ほっぺたの赤みや髪の毛のハイライトなど、本編と変わらない技術で作っています」とこだわりを明かした。
下田監督が「全キャラクターに焦点を当てて、本編ではしゃべってないキャラクターにもいっぱいしゃべらせてあげたいと思って作っていました」と語る通り、今作では多くのキャラクターが活躍。印象が変わったキャラクターを聞かれると、下田監督は「特に変化があるのはエリカ。第2幕、第3幕とどんどんテンションが上がっていきます」とコミカルな今作ならではの表情を見せるエリカの名を挙げる。渕上は「お母さんたちがかなりハジけているなと思います。第1幕もですが、まだまだ2人は見どころがたくさんあるので、楽しみにしていただきたいです」と、西住しほと島田千代のやり取りに注目。また自身が演じるみほが歌うエンディングテーマ「おやすみなさいの続きです!」についても、「すっごくみほらしい曲。にぎやかな作品をちょっと落ち着かせてくれるような温かい曲で、歌詞にもみほの『○○です』といった言葉遣いが反映されているので、メロディ・歌詞含めてみほを象徴するような楽曲になっていると思います」とアピールした。
アニメ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」
上映開始日
第1幕:2025年12月26日(金)公開
第2幕:2026年1月30日(金)公開
第3幕:2026年3月6日(金)公開
第4幕:2026年4月10日(金)公開
スタッフ
原作:「ガールズ&パンツァー」シリーズ
コミックス:弐尉マルコ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」(MFコミックス アライブシリーズ/KADOKAWA刊)
監督:下田正美
副監督(シリーズディレクター):臼井貴彦
シリーズ構成・脚本:木村暢
キャラクター原案:島田フミカネ、杉本功
キャラクター原案協力:野上武志
キャラクターデザイン:杉本功
総作画監督:川面恒介、秋山有希、水野紗世
音楽:浜口史郎
音響監督:山口貴之
音響効果:小山恭正
制作:P.A.WORKS×アクタス
配給:ショウゲート
キャスト
西住みほ:渕上舞
武部沙織:茅野愛衣
五十鈴華:尾崎真実
秋山優花里:中上育実
冷泉麻子:井口裕香
角谷杏:福圓美里
小山柚子:高橋美佳子
河嶋桃:植田佳奈
磯辺典子:菊地美香
カエサル:仙台エリ
澤梓:竹内仁美
園みどり子:井澤詩織
ナカジマ:山本希望
ねこにゃー:葉山いくみ
お銀:佐倉綾音
ダージリン:喜多村英梨
オレンジペコ:石原舞
ケイ:川澄綾子
アンチョビ:吉岡麻耶
カチューシャ:金元寿子
ノンナ:上坂すみれ
西住まほ:田中理恵
逸見エリカ:生天目仁美
西絹代:瀬戸麻沙美
ミカ:能登麻美子
島田愛里寿:竹達彩奈
マリー:原由実
ほか
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