永美太郎が編集長を務めるマンガ誌「民民」創刊、第1号では近代文学をマンガ化
永美太郎が編集長を務めるマンガ誌「民民」が創刊。第1号が、12月14日に大阪・中央公会堂で開催されるZINEフェス大阪で発売される。
「民民」が目的とするのは、フォークロアの再解釈。「風土に根差したさまざまな言葉たちと、最前線に立つ漫画表現との未知なる出合い」を求めて発行される。レギュラー作家は設けず、年1回発行を予定。第1号は「風土と物語、文学と漫画」をテーマとして、近代文学を原作にしたマンガを掲載する。編集長も務める永美のほか、森田るり、ひるねキサ、黒谷知也、イマイマキ、西村ツチカを執筆陣にラインナップ。装画と題字、各作品の扉は平城さやか(アトリエ風戸)が手がけ、デザインは吉田尚平が担当した。価格は税込2200円。
ZINEフェス大阪には、執筆陣より永美と森田が参加予定。以降も各即売会などで販売を行っていく。デザイン担当の吉田が運営する埼玉の書店・つまずく本屋ホォル(MIBUNKA)での委託販売も予定されている。
