押見修造「惡の華」鈴木福＆あのW主演でドラマ化、悦な表情捉えたビジュアルも公開

2025年11月25日2025年11月25日 editor

ドラマ「惡の華」キービジュアル

押見修造「惡の華」が、鈴木福とあののダブル主演でドラマ化。テレ東ほかにて2026年4月より放送、ディズニープラススターで見放題独占配信される。

「惡の華」は2009年から2014年まで別冊少年マガジン（講談社）にて連載された押見の代表作の1つ。中学生の春日高男、仲村佐和を中心に少年・少女の不安・葛藤・痛みが描かれた。電子版を含め全世界累計発行部数は325万部を突破している。2013年にはTVアニメ化、2016年には舞台化、2019年には実写映画化された。なお今回のドラマでは映画「惡の華」でも監督を務めた井口昇と、「量産型リコ」シリーズのヤングポールが監督として参加する。

ドラマでは毎日閉塞感を感じながら生きる少年・春日役を鈴木が担当。、ボードレールの詩集「惡の華」を愛読していることで、自分はほかのクラスメートとは違うと思い込み、自分に都合の悪い状況からは逃げようとする癖を持っている。そんな春日の一時の過ちを目にし、それを秘密にする代わりにある“契約”を持ちかけるクラスの問題児・仲村佐和役を演じるのが、地上波ドラマ初主演のあの。仲村は自分の生きる街や環境、社会に対する不満を持ち、自分の考え・感情・欲望に忠実であるがゆえに、本能や欲望を隠して生きる人間たちに苛立ちを隠せない、心に“狂気”をはらんだ少女だ。

鈴木とあのの姿を捉えたキービジュアルも到着。春日の頭に手を置く中村の姿が切り取られており、秘密の契約を交わし主従関係となった2人の“悦”の感情が表現された。