いがらしみきおが子供の質問に答えるエッセイ書籍化、「友達は必要?」困る質問が続出
「ぼのぼの」「I(アイ)」などのいがらしみきおが、“子供に訊かれたら困る質問”に答えるWebちくまの連載エッセイ「問いつめられたおじさんの答え」が書籍化。2026年1月に刊行される。
「問いつめられたおじさんの答え」は子どもが抱く素朴で切実な問いを起点に、いがらしがマンガ家として、父として、ひとりの人間として語り尽くす。同エッセイでは「耳の聞こえない人はどうやって聞くの?」「友達って、必要?」「どうして嘘をついちゃいけないの?」「人はどうして死んじゃうの?」といった質問が寄せられた。いがらしの難聴者としての経験や、子育て・創作への姿勢、そして東日本大震災とコロナ禍を経た思いが、軽やかなユーモアとラディカルな哲学が入り混じる“いがらし節”で綴られる。
書籍には、各分野で活躍する大人が質問に答える書き下ろし企画も収録。企画には榎本俊二に加え、シンガーソングライター、作家、映像作家のイ・ラン、映画監督の金子由里奈、小説家の品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)、ぼく脳らが参加している。なお石原書房直販サイトでの書籍予約者向けに、ランダム封入の特典ステッカーが用意された。
書き下ろし企画寄稿者
- イ・ラン(シンガーソングライター/作家/映像作家)
- 牟田都子(校正者)
- 辻山良雄(書店 Title 店主)
- 大森時生(テレビ東京プロデューサー)
- 穂村弘(歌人)
- 水野しず(POP思想家)
- 金子由里奈(映画監督)
- 玉置周啓(MONO NO AWARE)
- 根矢涼香(俳優・写真家)
- 佐々木敦(思考家)
- 乗代雄介(作家)
- 品田遊(小説家)
- 榎本俊二(マンガ家)
- 上田信治(俳人)
- ぼく脳(アーティスト)
